一年半ほど住んだ東京のタワーマンションから引っ越すことにしました。このままこんなところに住んでたら秒速でお金がなくなってしまうからです。
あっという間の一年半でした。
都心のタワマンを夢見る牛。強い気持ちさえあれば、都心のタワマンに住める。
「夢は大人になったら都心のタワマンに住むことです」
「いいと思うよ。大人になったらタワマンに住みたいっていう夢。」
おやつ代を我慢して、タワマンの家賃のため全額貯金した日々。
「一人で頑張らなくたっていいじゃん。私、結婚したら一緒に頑張りたいけど」
欲しいのは戸建てじゃないけど、オープンハウスのCMはいいですね。
猫ひろしも好きです。皇居走っているときにたまに会います。あのCMに出ている女優の名前は清野菜名さんです。いいですね。
ということでこの実験も一区切りつきました。この1年半でいろいろな経験ができ、勉強になりました。
このブログのクワマンシリーズも終盤を迎えています。
当たり前ですが、家にいる時間が長い人ほどいい家に住んだ方がいいですね。つまり、無職とタワマンの相性は良いです。(家賃を別にして)
いいなと思ったところを上げてみます。
- 多様性がある。海外の方、美女、与沢翼みたいな人がいる
- エレベーターの中がとてつもなくいい匂いがする時がある
- 挨拶をよくする。コンシェルジュ、警備員。子供たち
- セキュリティ抜群。家に着くまでに4つの鍵のかかった扉がある
- 宅配ボックスがたくさんある
- 自習室が使える。説明が難しいけど瞑想ができるスペースがある
- キッズルームがある。おじさんでもテンション上がる
- 本がたくさん置いてある
- 新聞、雑誌もある
- ジムが使える
- 高層階ラウンジが使える
- 高層階ゲストルームが使える
- どこでも無料Wi-Fi
デメリットも上げてみます。
- 家賃が高い
- 田代まさしみたいな怪しい人も確かにいる(となりのおじさんがオペラ歌手っぽくてたまに歌声が聞こえる)
- エレベーターの中でお〇〇こする人がいる
- コンシェルジュにいつも見られてる感がたまに気になる(彼女とか連れてたら、多分コンシェルジュ間で話題になると思う、ないけど)
- エレベーターがなかなか来ないときがある(低層階に住めばまだいいけど高層階は大変)
まぁそこまで気になるのはなかったですかね。あえて言うならオペラ歌手だけど、これはどこに住んでいてもありうる問題です。レオパレスならもっとやばかったと考えることもできます。
タワマンで最も楽しかったのは、新宿三丁目で出会った台湾の美女とゲストルームで難忘的夜晩を過ごしたことではなくて、仲間たちとパーティルームで一緒に食事をしたことです。
テーマは「最高の食材をごま油で調理して食べる」です。
想像するだけでやばいでしょう?
伊勢丹の地下で最高の肉、魚、貝、チーズ、ワインを買い込んで、パーティルームで調理の上、出来立てをいただきます。
ごま油の香ばしい香りがルーム中に広がり、コルクを抜く心地よい音の響きがパーティの始まりを告げる。
天国かよ。たまらず頬を殴打したが、痛かった。
地面を這うことしかできなくなるほど酔いましたが、この思い出はずっと僕の心の中に残っていることでしょう。
自分の余生があとわずかになったときにも思い出すことができる。
自分がやりたいことをやり遂げた。
今思い出すだけで自然と笑みがこぼれる。
そんな経験をこれからも積み上げていきたいと思います。
「夢は大人になったら都心のタワマンに住むことです」
「いいと思うよ。大人になったらタワマンに住みたいっていう夢。」