今までに家を買ってみようかと思ったことは何度かありましたが、代わりに米国株を買って、そのリターンで家を借りた方が便利だと思うようになりました。
私はこの記事を書いている時点で3200万円のVTI(全米株ETF)を持っています。
この20年間で、VTIは年間7~8%程のリターンをもたらしています。今後もその傾向が続けば、3200万円分で年間224~256万円ほどのリターンを得ることができます。
ざっくり月20万円位は、VTIで稼げる可能性があるということです。
これで家賃を払えばええじゃないか。
月20万円あれば、かなり豪華な家に住めます。
もちろん、サラリーパースンのお給金や不動産投資の家賃収入のように毎月決まった金額が得られるわけではありません。
タイミングによっては、ものすごい勢いで萎んでいくVTIを見て不安になることもあるでしょう。
しかし、イメージとしては、そういう浮き沈みを経験しながら、VTIを切り崩して家賃を払っていても、結局全然減ってなかった。いや、むしろちょっと増えてる。みたいな感じになるんだろうな、と想像します。
私はこれまで10回以上の引っ越しを通じて、自分が住みたい家を追求してきました。
15㎡位のワンルーム、海外の2LDKのマンション、東京のタワマンにも住んで実験を重ねてきました。これはサラリーパースン時代にやっておいてよかった経験の一つです。
このような経験から以下の条件が私の最適な家であることが分かりました。
- 1LDK
- 35~40㎡
- 低層住宅
- 新築
- 閑静な住宅街
- 交通が便利
- ランニングコース
タワマンもとても良かったんですが、低層に住んでいても外に出るまでに時間がかかりすぎるのが問題でした。
コンシェルジュの「いってらっしゃいませ」も嫌になってきます。
関門がいくつもあるので、それを一つずつ突破していくのも大変です。
忘れ物すると、うわぁめんどくさぁぁ、となってました。また「おかえりなさいませ」と「いってらっしゃいませ」あるし。
さらに、住んでたのが都心なので外が結構にぎやかな環境だったのも落ち着きませんでした。すぐに神宮外苑とか皇居にジョギングに行けたのは良かったですけどね。
そもそも1LDK位のタワマンは流通が少なく、住むこと自体難しいし、割高な印象もあります。
以上を踏まえて、家戦略を練り直しました。
少し郊外に移動し、上記の課題を考慮して検索してみると、新築でも10万円位でそこそこいい感じの家が見つかるんですね。
あぁ、これでいいじゃないかと思いました。
前の記事にも書いた通り、賃貸であれば常に新築に住み続けることができます。多少割高になりますが、常に新築を楽しめるのは賃貸の大きなメリットの一つです。
新築はやはり良いです。
私はウォークインシューズクロークをウォークイン本棚として使っていたことがありますが、これも新築ならではの楽しみ方だと思います。
新築に3~4年住んで飽きたら、次の新築へ引っ越し。
という感じで新しい家に住み続けるというのも素敵なライフスタイルだと思いました。
VTIが3200万円あれば、月20万円相当の家賃でそれを楽しめる。
想像するだけで漏らしそうになります。
米国株投資というのはこういうことです。
米国株を増やせばその分よい家に住める。
私はいつも新築の家を買うような想いでVTIを購入しています。