ノンフィクションの洋書の要約が読めるBlinkistとgetAbstractというサービスがあるので比較してみました。flier(フライヤー)の洋書版ですね。
日本では、Blinkist(ブリンキスト)の方がメジャで、getAbstract(ゲットアブストラクト)はまだマイナなようです。
この2つのサービスを比較している日本語の記事がなかったので、私が書く事にしました。
結論は、個人的にはBlinkistの方がお勧めで、筆者はBlinkistを使っています。
なぜなら、Blinkistの方が、
- 安くて
- 要約が読みやすくて
- 全て音声がついていて
- Kindleに送信できる
からです。
一方で、getAbstractはコンテンツが多いことがメリットですが、基本的には上記の逆のことがデメリットです。
以下はこの記事を書いている時点での情報です。(変わる可能性あり)
価格
Blinkist(Blinkist)
- 9,900円/年(825円/月)
- 1,600円/月
getAbstract(getAbstract)
PRO(20,000のコンテンツ)
- 299ドル or 34,800円/年(2,833円/月)
- 3,400円/月
STARTER(5,000のコンテンツ)
- 99ドル or 11,000円/年
- 1,100円/月
ちなみにBlinkistは、お試しをやった後放置していたら30%オフのオファーが来たのでこうなりました。
- 6,930円/年(578円/月)
一週間のトライアルができます。その後の購読料は9,900円になりますが、登録しないと30%オフのオファーが来るので焦らしてみてください。6,930円(578円/月)で利用できます。 pic.twitter.com/1TY8WUjA4d
— 牛 (@wakaiojisan1) 2021年3月10日
コンテンツ数
- Blinkist:4,000
- getAbstract:20,000
読みやすさ
- Blinkist:IntroとFinal Summaryがあり、章分けもされていて読みやすい
- getAbstract:普通
音声
- Blinkist:全ての要約に速度調整が可能な音声付、ナレーター別々。
- getAbstract:音声付きと音声なしがある。音声なしでも自動読み上げはできるが、クォリティは低い。
Kindle転送サービス
- Blinkist:ボタン一つでKindleへ転送
- getAbstract:多分この機能はない
現時点のレビューは以上です。
Blinkistのコンテンツ数が気になっているかもしれませんが、日本語に翻訳されて流行っているのは大体読むことができます。
- What I Talk About When I Talk About Running
- Born to Run
- Grit
- Lifespan
- Bullshit Jobs
- The 4-Hour Work Week
- Sapiens
- Homo Deus
- 21 Lessons for the 21st Century
- Blueprint
- Life 3.0
- Upheaval
- Enlightenment Now
私の趣味に偏っていますが、日本でもそこそこ読まれている本たちだと思います。
もちろん、原書を読んだ方がいいとは思いますが、絶対に日本語より遅くなりますし、途中で挫折してしまうことも少なくなりません。
私のように買うだけ買って放置している人もいるはずです。
それだったら、要約をどんどん読んで、特に興味があるものを買って読むという使い方をしてもいいでしょう。
内容が大体わかっていれば、原書を読んだ時の理解度も圧倒的に違います。
ということで、BlinkistとgetAbstractの比較をしてみました。
今後サービスの改善も見込まれるはずなので、BlinkistとgetAbstractの動向をウォッチしていこうと思います。