ダウの犬という投資戦略をご存知でしょうか。ダウの犬とは、ダウ平均の銘柄で最も配当利回りが高い10銘柄のことです。
この銘柄たちが思いのほかリターンがよいという伝説がありますが、私は過去に実験して失敗しました。
本書では3つの投資方法が紹介されています。
- ダウ高利回り10銘柄(ダウの犬)
- ダウ高利回り最低価格の5銘柄(ダウの子犬)
- ダウの子犬で二番目に株価が安い銘柄(PPP)
これが市場平均を凌駕することが多いと書いてありました。ほんまかいな。
ちなみにPPPでなぜ二番目に株価が安い銘柄を選ぶかというと、一番安いのは本当にやばい可能性があるからだそうです。
ちなみに2018年の時、それはGEでした。これはほんまでした。
2021年の銘柄はそれぞれ以下の通りです。
参考:2021 Dogs of the Dow • Dogs of the Dow
ダウの犬(2021年3月30日時点の配当利回り)
- Chevron(4.87%)
- IBM(4.84%)
- DOW(4.33%)
- Walgreens(3.53%)
- Verizon(4.28%)
- 3M(3.04%)
- Cisco(2.84%)
- Merck(3.38%)
- Amgen(2.82%)
- Coca-Cola(3.16%)
- 平均配当利回り:3.706%
ダウの子犬
- Dow(4.33%)
- Walgreens(3.53%)
- Verizon(4.28%)
- Cisco(2.84%)
- Coca-Cola(3.16%)
- 平均配当利回り:3.628%
PPP
- Cisco(2.84%)
これを踏まえて、ダウの犬でポートフォリオを構築し、その配当金でどの位の家賃が払えるか試算してみました。(税金考慮せず)
- 1000万円分:約3.1万円/月(約37万円/年)
- 2000万円分:約6.2万円/月(約74万円/年)
- 3000万円分:約9.3万円/月(約111万円/年)
- 4000万円分:約12.4万円/月(約148万円/年)
- 5000万円分:約15.4万円/月(約185万円/年)
5000万円位あったら配当金だけでかなり良いマンションに住めることが分かりました。
私も今の資産を全てダウの犬に突っ込んだら、そこそこまとまった額の配当金が得られます。
やらないけど。
ダウの犬銘柄の配当金は、簡単に減配されないので大きく変動することはありません。
したがって、安定して4%弱の配当利回りは確保できると考えておいてよいでしょう。
しかしながら、渋い銘柄が多いので今後も株価の値上がりが見込めるかどうかは分かりません。
個人的には長期的な値上がりを期待したいなら、S&P500か全米株に投資をした方がよい気がしているので、私はVTIに投資することに決めました。
分配金はそんなに多くないけど、平均で7%ほどのリターンがあります。
5000万円あったら、350万円、、、
これだけで生きていけるかもしれない。
と妄想し、夢を見ながら日々の投資を頑張っているところです。