私の個別株ポートフォリオは、米国インデックスをアンダーパフォームしています。しかし、これはキャピタルゲイン(値上がり益)のみを比較した場合で、インカムゲイン(配当)を含んだリターンではありません。
そこで、私の個別株ポートフォリオの配当利回りがどのくらいなのか調べて見ました。
保有銘柄配当利回り(外国税引き前)
- Royal Dutch Shell 5.99%
- HSBC 5.18%
- VZ 4.93%
- GE 4.18%
- PhilipMorris 3.75%
- Phizer 3.52%
- Cisco 3.47%
- Coca-cola 3.20%
- 平均利回り 4.28%
外国税が引かれる前の平均配当利回りは4.28%です。しかし、米国株は配当金から外国税10%が引かれますので、それを考慮する必要があります。なお、英国ADRやフィリップモリスのような80/20companyは外国税がかからないので、配当利回りに変化はありません。
保有銘柄配当利回り(外国税引き後)
- Royal Dutch Shell 5.99%
- HSBC 5.18%
- VZ 4.44%
- GE 3.76%
- PhilipMorris 3.75%
- Phizer 3.17%
- Cisco 3.12%
- Coca-cola 2.88%
- 平均利回り 4.04%
この平均利回り4.04%というのは、NISA口座で運用した場合や日本非居住者として香港などのタックスヘイブンで運用した場合です。所得税や住民税を考慮していません。
もし3000万円を上記8銘柄に均等分散投資をしたら、減配しない限り株価が上がろうが下がろうが、年間121万2千円のキャッシュを手に入れることができます。月収にして10万1千円です。これにキャピタルゲインを加味したのがトータルリターンとなります。
10月14日時点で個別株ポートフォリオの含み益は+5.75%なので、3000万円投資していたら172万5千円が未確定のキャピタルゲインとなります。もし今利益確定すれば、インカムゲインと合わせて293万7千円となり、トータルリターンは+9.79%となります。
他の米国インデックスと比較してみます。
式:キャピタルゲイン+インカムゲイン-外国税10%=トータルリターン
- Dow 11.44%+2.48%×0.9=13.67%
- VTI 9.17%+1.85%×0.9=10.84%
- VOO 9.03%+1.94%×0.9=10.78%
このように、10月14日時点では私の個別株ポートフォリオのトータルリターンは、いずれの米国インデックスにもかなわないことがわかりました。ダウの圧勝ですね。
しかし、ダウの高配当株で個別株ポートフォリオを組めば、インデックスよりも高い配当金を得ることはできます。また、ダウ平均に採用されている銘柄は、数十年に渡って増配している銘柄も多く、比較的安定したインカムゲインを手にすることができると思います。
遊んでいても、寝ていても、海外豪遊していても、毎月10万円のキャッシュが入ってくる資産があるとわくわくしませんか。みなさんも不労所得シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。