朝起きられない人

世の中には2種類の人間がいます。早起きできる人とそうではない人です。私は朝早く起きるのが苦手なタイプです。

とはいえ私も20年以上朝型の生活を続けてきたので、できるかできないかと言われたらできます。というか無理してやってきました。

朝早く起きるのが習慣化すると、時間を有効活用できるし、頭も冴えている気がします。

しかし、朝早く起きるのはとても辛いです。

とても身体に悪いことをし続けているのではないかと思うようになりました。

世の中には、早起きが正義、夜型人間は自己管理ができていないダメ人間、みたいな風潮があります。

早起きを良しとするのは、一種の洗脳ではないのかと思ったことすらあります。

しかし、早起きをすると体調を崩す人もいることを忘れてはなりません。

会社員をしていて体調が悪かったのは、実はずっと無理して早起きをしていたかもしれません。

私は専門家ではないので分かりませんが、朝型か夜型かを決めるのは遺伝子であるという論文があります。

なぜ朝型人間と夜型人間にわかれるのか、その謎を解く手がかりを与えてくれる。研究結果によると、朝型人間と夜型人間の違いは「何をしているのか」ではなく、遺伝子によって決まるのだという。

これも鵜呑みにはできませんが、早起きにも人それぞれ向き不向きがありそうなんだなということが分かります。

だから、早起きができないとだめとか、出勤時間を朝に決めつけてしまうのは、人によっては相当なハンデとなるかもしれません。

少なくとも私には大きなハンデとなり、会社員時代は実力の2%位しか発揮できていなかったと思います。

私は会社員を辞めてしばらく早起きをしない生活を送ってきましたが、それにより睡眠が改善し、体調もよくなりました。(まぁそれ以外の要因の方が多そうな気がするけど)

私の睡眠ルールは、寝るのが遅くなってもよいが、一定の睡眠時間を確保すること。

起きた直後は必ずいつものルーティンを繰り返すことにしています。

しばらくこの生活を続けていますが、痩せたし、脚も速くなったし、頭もよくなっている気がします。まだまだいけそうな気がします。

だから、早起きして慢性的な不調を抱えている人がいたら、試しに遅起き生活を送ってみるのもいいかもしれません。

勤務時間が決められていると難しいかもしれませんが、、

遅起きがだめだと思わないことも大事です。

あぁ今日も早起きできなかった、、ではなく、おぉたくさん眠れてよかった。位のテンションで生きていけばよいです。

もしかしたらその生き方の方が自分に合っているかもしれません。

常に何が自分にとって最適なのかを確かめ、実験していくことは大切です。

多くの人が言うことが自分に当てはまるとは限りません。

自分の睡眠スタイルに合わせて働き方を決めるのも大切なことだと思いました。

朝型勤務がダメな理由 あなたの睡眠を改善する最新知識

朝型勤務がダメな理由 あなたの睡眠を改善する最新知識

  • 作者:三島 和夫
  • 発売日: 2016/01/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)