経済的に独立する方法は、とてもシンプルです。支出は稼ぎより少なくする。余りは投資する。そして、借金をしない。
この本にすべて書いてありました。
- 支出は稼ぎより少なくする。余りは投資する。そして借金をしない。
- ポートフォリオは、100%を株式(VTSAX※VTIで良い)に配分するのが基本。
- 資産の4%で生活費をまかなえるように(年間の必要経費の25倍を蓄える)
シンプルでいいですね。
ちなみに資産の4%で生活費をまかなうというのはトリニティスタディに基づいています。
この本に書いてあることは、私の投資方針と合致しています。
全財産をVTIに投資し、余りのお金はクレカ積立、あとはひたすら耐える。
これが私が辿り着いた最もシンプルな投資法です。
あとは可処分所得を増やす努力をして、できる限り多くのお金を投資する。
そして、資産の7%(4%ではなく)で生活できるようになったら、仕事量を調整して自分の好きなように生きる。
7%とした理由は、VTIの年間リターンが大体その位だからです。短期的には上下しても長期的に見ればその位のリターンになっています。
本書では、トリニティスタディに基づいて4%と言っていますが、収入が少しは得られるならもう少し甘めに見ても大丈夫だと思っています。
世の中にはいろいろな投資本が出回っていますが、大事なことは30字以内で表せます。
- 余剰資金をVTIに投資して年間必要経費の25倍の資産を作れ。
以上
このことをできる限り早く知っておいた方がいいです。若い方がお金の価値が高いので早く始めれば始めるほど有利だからです。
社会人になってから始めれば、10~15年(30代)でそこそこの資産が増えてるでしょうし、その間にお小遣い稼ぎができる何らかのスキルも身に付くでしょう。
メールの書き方とか挨拶の仕方とか笑顔を絶やさないとか。
最後に著者のジェイエルコリンズさんから皆様への言葉を引用して終わりにします。
あなたは若く、賢く、健康でしっかりとしています。30代で「会社に縛られないお金」を蓄えて、経済的自立を達成すべく爆発的な成功を収めることでしょう。いったんそのレベルに到達したら、さらに発展を続けるでしょうし、個人としての選択肢も広がるでしょう。あなたの未来は明るく開けていて、もう私などはまぶしくて目を開けていられないくらいです。