準富裕層のブログ

私がブログを始めたのは30歳の時で、35歳で総資産5,000万円以上の準富裕層になることを目標にしました。

私は大学卒業後に会社員として10年ほど働いてきましたが、会社員をやると体調が悪くなることが分かったので、会社をやめることにしました。

会社を辞めるとお給料がもらえません。

だから、会社員を辞めても生きていけるようにお金を貯めることにしました。

そこで、30歳の時にブログを立ち上げ、35歳までに5,000万円、つまり準富裕層になることを宣言したのです。そのプロセスをブログで公開していきました。

なぜ5,000万円が目標だったかというと、特に理由はありません。

ブログを始めたときに2,000万円くらいは貯めていたので、5,000万円くらいなら達成できそうな目標だったということ、そのくらいお金があれば当面は生きていけるだろう、と思っていたからです。

目標は、35歳までに5000万円を作りセミリタイアです。まだまだ知識不足ですが、インプットとアウトプットを続けながら自分のものにしていこうと思います。

そして予定より少し遅れてしまいましたが、36歳の時に無事に資産5,000万円に到達することができました。

自分で言うのもあれですが、ちゃんと言ったことが達成できてて、結構えらいな、と思いました。

最近は「準富裕層」というキーワードでの流入が増えてきています。

比較的若い世代でも資産形成が浸透し、総資産5,000万円を目標とするような人たちが増えてきたのかもしれません。

おそらく今後はもっとその需要が増えそうなので、さらなる牛ブログの繁栄を願い、準富裕層ネタをいくつか散りばめておこうと考えた次第です。

準富裕層のブログに興味がある人が知りたいのは、どうやって5,000万円の資産を築くことができたのか、ということだと思います。

これは色々なルートがありますが、私は以下のパターンに属しています。

たまたま高収入サラリーマン+たまたま投資成功した勢

簡単に説明しますと、私は26歳の時に中国に海外出向し、そこで人民元をたくさん稼ぎました。

手当が良かったのと余計な出費が抑えられたため、海外出向にありがちな浪費を差し引いても可処分所得は国内で働くよりも多くなりました。

このため30歳時点で2,000万円ほどの資産がありました。

以前はVTなどに投資していましたが、色々あって米国株ETFのVTIを7年前に1,000株購入し、それを今でも大切に育てているところです。

これが資産形成に大きく貢献しました。

購入当時のVTIの価格は112ドルでレートは1ドル100円でした。

この記事を書いている時点では、VTIの価格が221.80ドルでレートは1ドル145円です。

112,000ドル(1,120万円)→221,800ドル(3,216万円)になりました。

これ以外にもVTIの分配金の再投資、iDeCo、NISAでレバレッジETFなどを全て合わせると、全部で5,000万円くらいになるわけでございます。

この試みを通じていろいろなことがわかりました。

  • 継続の難しさ
  • 目標の重要性
  • ブログの精神安定作用

資産形成は時間がかかります。

だから、同じことをやり続ける忍耐力というか耐久力というか、意識高い系の用語を使うと、グリット?のような力が求められます。

また、目標の存在も大事です。

頑張れば達成できるギリギリの目標を設定し、進捗を日々確認することで、気持ちを引き締めます。

そして、ブログで「辛いことは辛い」「悲しいことは悲しい」と書くことで精神を安定させることができました。

さらに、読者のみなさまの前で長期投資を宣言してしまったため、株を売却できなくなりました。

結果として、これが株式投資の長期継続につながりました。

ブログ自体では真っ赤っかの大赤字なのですが、ブログがあったおかげで資産形成が成功したと言うこともできます。

身も蓋もない話をしてしまうと、お金を増やしたかったら「若いうちにお金をできる限りたくさん稼いで投資せよ」ということになりますが、それをどう継続させるかが大事です。

それがけっこうムズいんですね。

私はとても運が良かったと思います。

しかし、運だけでは無理です。

自分にできることを粛々と続けること。

恐怖や欲望に打ち勝つこと。

ぶれないこと。

が大事です。

やれやれ、インデックス投資も全然簡単じゃないよなぁ、、

というのが正直な感想です。

準富裕層を目指す方の参考になれば幸いです。