私は半導体株レバレッジETFのSOXLを保有していますが、半導体関連株が振るいません。理由は、米長期金利の上昇によるものとみられていますが、それだけなのでしょうか。
日経新聞にこんな記事がありました。
11日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比2.2%安の1万3411で終えた。約1カ月ぶりの安値となる。米長期金利が2019年1月以来の高水準を付け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが続いた。ハイテク関連の景気を探るうえで「先行指標」とも捉えられる、主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)もほぼ1カ月ぶりの低水準で終え、景気不安を映している。
この記事によると、以下のリスクがあるようです。
- 対ロ制裁の影響
- 中国のロックダウン
- エヌビディアなどの半導体株の目標株価を下方修正
半導体の在庫が増えてきているとの情報もあります。
株式市場のけん引役だった半導体関連銘柄が崩れている。主要な半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)はコロナショックを経て2年あまりで3倍になったが、2022年に入り減速トレンドへの転換が鮮明だ。需要減や在庫のだぶつきを警戒した投資家の売りが出ており、半導体関連銘柄の見方は厳しい。
ということで、半導体はやばそうだということがわかりました。皆様もお気を付けください。
SOXLのチャートを見てみましょう。
私は2021年に30ドルで360株、2022年に73.5ドルで140株購入しています。
この記事を書いている時点で、平均取得価格は42.18ドルで500株保有しています。
ざっくり100万円位損をしています。
しかし、年初のピーク時から比較すると、SOXLすでに3分の1程の株価となっており、レバレッジETFの下落の激しさを肌で感じているところでございます。
短期的にはかなり厳しい状況は続いておりますが、半導体はこれからもっともっと使われるようになるのは疑いの余地はなく、長期間で見ればまた上昇してくれると信じています。
来年もSOXLを購入するつもりなのでそのときに安ければよい買い場となることでしょう。
SOXLの構成銘柄トップ10です。
- Broadcom Limited 9.34%
- Qualcomm 7.87%
- Nvidia 6.99%
- Intel 5.83%
- Advanced Micro Devices 5.06%
- Marvell Technology 4.77%
- Micron Technology 4.31%
- Applied Material 4.15%
- LAM Research 4.11%
- KLA Corporation 4.09%
- 半導体デバイス:79.48%
- 半導体装置:20.52%
Semiconductor Bull and Bear 3X ETFs | SOXL SXS | Direxion
ところで、Direxionのホームページを見ていたら、レバレッジETFの教育動画があったので紹介します。
全部英語ですが、皆様なら余裕で理解できるはずです。
これはすごく親切な動画だと思いました。
今後もさらなる下落が予想されますが、半導体関連株の動向をウォッチして引き続き勉強していこうと思います。