ダウが初めて38000ドルを超えた

このブログではダウ1000ドル毎の節目を記録しています。

前回はこちら

37000ドルを突破するのに2年近くの時間を要しましたが、38000ドルを突破するのはあっという間でした。

一度突破してしまうとその後は立て続けに記録を更新するものです。

22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前週末比138ドル高の3万8001ドル(速報値)で引け、史上最高値を前週末に続いて更新した。2023年12月13日に3万7000ドル台を付けてからわずか1カ月あまりで、初の3万8000ドル台乗せを果たした。

世界最大手の半導体受託生産、台湾積体電路製造(TSMC)が前週、24年の大幅増収見通しを示したことで、半導体関連を含むハイテク株に幅広くマネーが流入した。主要な指数であるS&P500種株価指数や、主要なハイテク株で構成するナスダック100株価指数も連日で史上最高値を更新した。

私がウォッチしている銘柄の株価を見てみましょう。

括弧は2023年12月にダウが37000ドル時を超えたときの株価です。

  • VTI:240.58USD (234.24USD) +2.7%
  • SPXL:108.35USD (100.66USD) +7.6%
  • TECL:74.81USD (65.57USD) +14.1%
  • SOXL:35.26USD (27.92USD) +26.3%
  • VOO:444.30USD (432.48USD) +2.7%
  • VT:102.70USD (101.49USD) +1.2%

米国株に投資している皆さま、この度はおめでとうございました。

ウォッチ銘柄を確認してみると、ダウの上昇と同じくらいVTIやVOO(S&P500)が上がっていて、レバレッジは参考記録ですが、圧倒的な強さを見せています。

とはいえ、36000ドルを突破した時に、SOXLは51.82ドルだったので、当時と比べると全然負けています。

しかし、このまま上昇を続けてくれれば奇跡の復活もあり得るかもしれません。期待しましょう。

前回37,000ドルを突破するときに2年もの歳月を必要としたように、株式投資には必ず我慢の時があります。

みなさんと同じように誰もがこの我慢の時期を乗り切れるわけではありません。

その辛いタイミングをいかに乗り切れるかどうかが投資において極めて重要です。

インデックスファンドの長期投資だ!

と意気込んで始めた投資もちょっと相場が悪くなると、やっぱりそんなうまくいかないよね、ここは一旦売っておいて、また下がった時に買い直そう。とか、気づいたら不思議なポートフォリオを作り上げていてボロ負けしていたという人(私)が後を断ちません。

株を持ち続ける、定期的に買い続ける。

この難しさよ。

頭で分かっていても自分でいろいろ経験してみないとわからないんですよね。

自分で痛みを感じて初めてわかるものです。私もこれまでたくさんの失敗をしてきました。

個人的な感想になりますが、投資の刺激を減らす工夫が長続きのコツだと思います。

レバレッジでめちゃくちゃ刺激的やないか、と突っ込まれるかもしれませんが、売買につながりうる刺激を減らすことが特に重要です。

例えば、レバレッジETFは絶対に(旧)NISAで120万円分年初に買って5年間満期を迎えるまで保有し続ける、という目標を作ったとします。

これを私はブログで宣言してしまったため、レバレッジETFを売るという選択肢がなくなってしまいました。(結果は良いのか、悪いのかわからないが、今のところはいい)

こうすることで、いつ買おうかな、いつ売ろうかな、と考えなくて済みます。

つまり、買う、売るという刺激をできる限り無くしておくと、投資を長く続けやすくなると思いました。

もちろん、短期トレードも楽しいし、株の未来が見える人は安く買って、高く売ったら良いでしょう。

しかし、これは凡人には無理です。

シンプルなポートフォリオで、売買ルールを明確に。

このことをしっかり守れればそこそこ資産形成はできると思いました。