三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

朝の新しい習慣

最近、ほぼ毎朝釣りに行く習慣が身に付きました。朝は苦手ですが、釣りにいくとなると不思議なことに朝早く起きられるのです。

始発かそれに近い電車に乗って近くの川や湖に釣りに出かけます。

空が明るくなり始める位に出て、大体8時位の電車に乗って帰ってきます。

私の釣り道具はだいぶコンパクトになりました。だれも私が釣りに行っていることに気が付かないでしょう。

小さめのバッグでも収納できます。

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ズームサファリというパックロッドがコンパクトで良いです。仕舞寸法36センチです。

釣り場での釣り人との会話。

「おはようございます、釣れましたか?」

仕事前に釣りをしている人や引退後の趣味として釣りをしている人、いろいろな人がいます。常連の人の話を聞くのがとても参考になり、面白いです。

立て続けに釣っているので、どんな仕掛けで釣っているのか聞いてみるといろいろ教えてくれました。ここが釣れるからやってごらん、とポイントを譲ってくれたりもします。

こういうやさしさが身に染みます。

「お兄さん、学生さんじゃないよねぇ?」

「はい、仕事は遅い時間に始まるので朝は時間があるんです」

「あぁそうなんだぁ、それならいいねぇ」

会話をスムーズにするための知恵も身に着けました。

ちょうど帰りの電車が通勤ラッシュと重なります。

これから仕事に行く人。

釣りから帰ってくる人。

いろいろな人がいます。

東京の通勤電車は、独特な空間だと思いました。

ドアが閉まる合図とともに電車の中に突進してくる人や傘を使って電車を止める人。

何が人をそこまで駆り立てるのか。

傘が電車に挟まり、そのまま電車が動き出し、え、これ、ちょっと、やばいんじゃ、、となった瞬間に緊急停止ボタンが押され、警告音が鳴り響く。

目の前でそれが起こっていても乗客は目もくれず、まるで何事もなかったかのようにスマホの画面をのぞき込んだままです。

駅員がその男性に歩み寄りますが、特段何か話しかける様子もなくただ見守っているだけ。

「安全確認を行っておりますので少々お待ちください」と車内アナウンス。

しばらくするとドアが開き、その男性はそのまま平然と乗車し、その隙に人がまたなだれこんでくる。

「安全が確認できましたので発車いたします。大変お待たせいたしました。3分の遅れで〇〇駅を発車いたします。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」

と、いろいろ突っ込みどころが多すぎるのですが、突っ込めば突っ込むほどパワーや時間がロスするので、いろいろ最適化されてこういう世界が誕生したのだなと納得しました。

多分サラリーマン時代は何も感じなかったはずですが、こういうドラマが毎朝繰り広げられているのかと思うと、感慨深いものがあります。

車内の人が増えていくとトラブルの種も増えていきます。

最寄り駅に到着し私が席を立つと、右斜めにいた人が滑らかな動きで席に滑り込んできました。プロの動きです。

本来であれば私の目の前にいた人が座るはずだったのにそれを奪い取られた形です。

その人はいら立ちを隠しきれません。

こういうトラブルは日常茶飯事です。

あぁ、満員電車よ。。

できるものなら私が次に席に座る人を指名したい。

満員電車は降りるのも大変です。

降りる方向に注意して人の流れに身を委ねます。何とか外に出たら次はエスカレーターへのラインへ入るタイミングを見極めます。

判断を誤ると右側の激流に巻き込まれてしまいます。そんな勢いで朝からエスカレーターを駆け上がりたくありません。

あぁ満員電車よ。

無事に満員電車を降りた後は、安堵感に包まれていました。

だいたいいつも駅のマックに立ち寄り、ソーセージエッグマフィンコンビを注文。

二階席から人の流れを見下ろしながら、マックのコーヒーをすすり、洋書を読む。

わるくない。

こんな朝にずっとあこがれていたのだった。