先日、山登りと釣りとキャンプを楽しんで来たのでご報告申し上げます。
私は年に数回奥多摩にハイキングにいきますが、今回は釣りとキャンプも楽しみました。
この日は雨予想でしたが、昼頃からくもりの予報となっていたため、遅めにスタートしました。
山のふるさと村からヌカザス尾根を経由し、鶴峠分岐から西のルートをぐるっと回って三頭山へいったあと、ヌカザス尾根経由で下山。
雨はほとんど降らず、ほかの登山客とも全く会いませんでした。
新緑の美しさと鳥のさえずりに癒されました。




総距離は20kmくらいで累積標高は1,477m、約5時間の行程でした。アップダウンが思いのほかきつかったので、山を歩き慣れている方ではないとちょっと厳しいかもしれません。
下山後は山のふるさと村でテントを張りました。一泊200円です。
私が目指している方向は、UL(ウルトラライト)ハイキングです。なるべく荷物を少なく、軽く、しかも快適でちゃんと自分の身も守れる装備を厳選しています。
このため、日々の実験や練習が欠かせません。
いきなり標高の高いところで使うのはリスクがあるので、こうして奥多摩のキャンプ場など比較的安全な場所で色々試すことにしているのです。
今回初めて使ったのは、クロスオーバードームというテント(ツェルト?)です。
シングルウォールにポールで組み立てるタイプですが、設営が簡単なのが良いです。
そして何よりコンパクトで、500mlのペットボトルくらいのサイズで持ち運べます。
マットは、NEMOのテンサーエアマットを初めて使いました。空気を入れるのは折り畳み式の専用のエアポンプですぐに入れられて、寝心地も良かったです。何よりも500mlペットボトルより一回り大きいくらいのコンパクトさがいいですね。
あと枕もあると寝心地が全然違うとのことだったので使ってみましたが、これも良かったです。拳くらいのサイズに収納できます。
肌触りが最高で、ちょっと空気を抜いたくらいがちょうどよかったです。
寝袋はOMMのMountain Raid 100を使っています。化繊なので濡れに強く、軽量でコンパクトなのが気に入っています。
今回の気温は10度前後でしたが、これ一枚でちょうどいいくらいでした。
0度近くになる時はこれ一枚では寒いので、中にダウンを来て、ヴィヴィがあれば対応できます。
とにかく山のキャンプは寒さ対策が重要なので、さまざまな条件下で色々なものを試して体感してみた方が良いでしょう。
テント設営後は釣りにいきました。
少し歩くと奥多摩湖のワンドに出るので、そこで釣りをします。今回はルアーロッドを忘れてしまったので、浮釣りの仕掛けにミミズをエサにして挑みました。
ブラックバスか何かわかりませんが、小魚を追いかけ回している中、私はウキ釣りで爆釣でした。
一匹だけ銀色に輝く魚(ウグイ?ハス?)が釣れましたが、それ以外はひたすらこのハゼみたいな魚を釣って楽しんでいました。
ヨシノボリかと思っていましたが、調べてみるとチチブっぽいですね。
狙った魚は全く釣れませんでしたが、チチブはエサへの反応が良くて、楽しめました。
そして暗くなるまで釣りを楽しみ、テントに戻って食事の準備です。
最近ダイソーのキャンプグッズの充実度が素晴らしく、一人用のコンロなども販売しています。今回はそれを使ってFIREしました。
幸せってこういうことなんだよな、と。
ということで、奥多摩で山登りと釣りとキャンプを楽しめました。
やはり山の中の自然に触れると気分がスッキリするし、釣りのように一つのことに没頭する時間も良いものです。
楽天モバイルは奥多摩では電波が入らないので、SNS断ちするのにも最適です。
私はキャンプに行くたびに、生きていくのに必要なものってそんなに多くないんだよな、、ということを再認識させられます。
日常生活でも自分が必要だと思うものを厳選して所有し、シンプルに生きていくことが大切だと改めて思いました。
キャンプをするとなんだか原点に戻れる気がします。
奥多摩は東京からのアクセスもよく、釣りもハイキングもキャンプも楽しめますので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。