先日、山登りと釣りとキャンプを楽しんで来ましたのでご報告申し上げます。
Twitterでも報告しましたが、この景色が綺麗でした。
これはサス沢山から撮った奥多摩湖です。
今回は御前山、サス沢山、奥多摩湖いこいの路を通ってぐるっと28㎞位のコースを5時間30分位で歩いたり、走ったりしました。
いこいの路は全長12㎞の平坦なハイキングコースですが、結構長いのとクマがよく出るようなので注意が必要です。注意を喚起する看板と目撃例がたくさんありました。
道も狭いので、ある日森の中でクマさんと出会ったら完全に終わります。お逃げなさいと言ってくれるクマならいいですが。
しかし人が少なく山の静寂を味わえるとても素晴らしいコースです。
今回のハイキングではお猿さんにもたくさん出会いました。
そしてハイキングを楽しんだ後は、キャンプ場へ向かいます。
荷物を整理した後、久しぶりのルアーフィッシングに行きました。
天気はあいにくの雨で、少し釣りをしたら雨が強くなったので、すぐに切り上げて、翌日の夜明けにまた来ることを魚たちに誓い、その場を後にしました。
夕方からはずっと雨が降っており、私はツェルトという簡易テントしか持っていないのでテントを張れず、キャンプ場の炊事場でひたすらごはんを食べていました。
ステーキとごはんと共に味わう奥多摩のクラフトビールVERTEREが私を天国へと導きました。
そして食事が終わってしばらく経ったら雨が止んだのでツェルトを設営し寝る準備をします。夜でも一瞬でツェルトを立てられるようになりました。こうした日々のちょっとした進歩がうれしいです。
前回は雪が降って激寒だったので、さすがにシュラフ(寝袋)だけでは辛いと思い、今回は新たに装備を追加しました。
これをシュラフカバーにして寝たら完璧で、最低気温は5度位だったとは思いますが、まったく寒さを感じずに快適に眠ることができました。
しかし、ツェルトは狭くて寝心地が悪いので3時間に1回は目覚めます。寒いと1時間に1回は目が覚めるのでこれは大きな進歩と言えます。
眠れないときのためにAmazon Primeの動画を事前にダウンロード(電波がほとんど入らないため)しましたが、眠れなくて困ることはありませんでした。
翌日は3時頃目を覚まし、ツェルト内でゴロゴロした後、4時に外に出ました。
暖かいコーヒーを一杯飲み、4時半頃に空が明るくなってきたので再び釣りに出かけました。
雨は止んでコンディションはよさそうですが釣りをするにはちょっと寒いです。魚の影はあまり見えないものの、時折跳ねる魚の音がモチベーションを高めてくれます。
今回主に使ったルアーはメガバスのX-70です。
一番かっこよくて動きも良かったからです。
これはミノー(minnow)という小魚を模したルアーで、これを投げては巻くというのを繰り返します。
さらに竿先でチョンチョンとかピッピッとかしてアクションを加えると、ルアーが逃げ惑う小魚みたいな動きになるので、そういうのを織り交ぜながらやっていきます。
結構これだけでも楽しいのですが、魚が釣れるとより一層楽しくなります。
ピッピッ、ストップ、ピッピッ、ストップを繰り返し、ルアーが目視できるくらい手元近くに来た時でした。
ピッピッを止めた瞬間に岩の間から銀色のものが急に飛び出してきて、私の目の前でルアーをひったっくっていったではありませんか。
よじれる魚影らしき物体。
竿先にじわりと伝わる重み。
ブルブルブルブルブルブル
ああああああああ!
きたああああああ!
んあああああああ!
夜明けと共に私の声が湖畔に響き渡ります。
とても強い引きに圧倒されましたが、若いころに鍛えた竿さばきで魚の抵抗を制し、なんとか岸まで引き寄せ、釣り上げました。
そして釣れた魚がこちら
ちっさ🐟
釣りをしている人ならご存じと思いますが、ハスですね。
バスやマスをねらっていましたが、一文字違いのハスさんがルアーで釣れました。
君じゃないんだが、、
いやぁでもうれしいですね。
釣れてくれて感謝。
そのままリリースしました。
ということで久しぶりのルアー釣りではハスが一匹しか釣れませんでしたが、ボウズを免れてよかったです。
釣れなかったら丸坊主にするというわけではありません。
釣りで一匹もつれないことをボウズというのです。
今後もボウズにならないように何かしらは釣って帰れるようになりたいと思います。
釣りの後は、この景色のように私の心も晴れ渡っていました。
今回の紀行文は以上です。
今後はこんな感じで自分の趣味に関する記事も増やしていくのでお楽しみください。
おそらく毎回なにかしらの発見があり、人生を豊かにするための手がかりが得られるでしょう。
ちょっと今の生活辛いな、と思ったら、私のようにちょっと立ち止まって別のやり方を試してみても良いと思います。
ハイキングとか釣りとかキャンプとかしていると、なぜかすべてリセットされた気になって、ゼロからスタートできるような気分になります。
若いうちにまとめてお金を稼ぎ、全て米国株に投資した後は、外国語の勉強でもしながら、アウトドアや釣りブログを書き、自然に感謝して生きていく。
そんな人生もありだと思いました。