漫画「ザ・ファブル」が面白かった

私はあまり漫画を読むことはありませんが、たまたま手に取った「ザ・ファブル」と言う漫画が面白くて、一気に全巻読んでしまいました。

この漫画を手に取ったのはツイッターかなんかの広告で見たのがきっかけです。面白そうだと思って漫画アプリで読んでいたらハマってしまい、Kindleで大人買いしてしまいました。

ほぼ全巻買ったので1万円以上しましたが、かなり楽しめたので買って良かったと思います。お金がそこそこあるとこういう決断が一瞬で下せるので良いですね。

広告は時には胡散臭かったり、邪魔になったりするネガティブな印象もありますが、このように面白いコンテンツに出会えるきっかけになるという意味で役に立つこともあります。

さて「ザ・ファブル」がどんなストーリーかというと、どんな相手でも6秒以内に仕留めると言う殺し屋(ファブル)がその組織のボスから一年間誰も殺さずに一般人として生きるように命じられ、その特殊なスキルを隠しつつ、ファブルに降りかかるさまざまな問題を解決していく、というお話です。

面白そうでしょう。

映画にもなっていたようです。アマゾンプライムで見れるようなので今後見てみようと思います。

ザ・ファブル

この漫画では、主人公がプロの殺し屋としての特殊なスキルを隠しながら一般人として暮らしています。時給900円位の配達やイラスト描きのバイトをして今までの仕事がバレないように頑張って生活しています。

しかし、所々で人を助けるためにプロのスキルを発揮しなければならない場面が出てきて、それがとてもかっこよく、心惹かれます。

なんなんでしょう、私もかくありたい、というか、見た目は平凡なおじさんでも実は特殊能力があって、それがふとした時に発揮され、周りの人から見直される。

そんな状況がいつか訪れることを夢見ています。

印象的だったのは毎日バイトをして、代わり映えのしない毎日が訪れることを主人公が感謝をしていたことです。

なぜなら仕事をやっているときは、いつ自分が殺されてしまうかもわからないからです。明日が来るかわからない。そんな日々を過ごしていました。

私たちはサラリーマン生活をしていて、単調な毎日が繰り返されることに失望することがあります。中にはそんな生活から脱却しようという人もいます。

しかし、サラリーマンとして日々安心して生活できることはある意味とても恵まれた環境にあるということを痛感しました。(だからといってサラリーマンには絶対に戻らない)

大事なのは、バイトしながら普通に生きているだけでも幸せなことなんだよなぁ、もっと日々の生活を大事にしようということです。

読んでいてつい笑みがこぼれてしまうユーモアも随所に盛り込まれています。

ぜひみなさんも読んでみてください。次のシリーズも出ているようなのでそちらも読んで見ようと思います。