スティーブ・ジョブズのスピーチがようやく暗唱できた

私は英語スピーチ暗唱プログラムを少し前に始めましたが思いのほか続いています。このプログラムのおかげで習慣化のコツみたいなものが掴めてきた気がしなくもなくもなくもなくもなくもないです。

スティーブ・ジョブズの暗唱をいつから始めたか不明ですが、昨年の7月あたりに取り組んでいたことはわかりました。

ちなみに自転車でスピーチのおかげで以下の書籍のアーダーン首相、トルドー首相、ジョンソン首相のコロナスピーチは完全に暗唱できました。今は本とは関係ありませんが、スティーブ・ジョブズのスピーチの暗唱に取り組んでいます。

まず最初に取り組んだのは、この本に収録されているボリスさん、ジャスティン首相、ジャシンダさんのスピーチを覚えました。

YouTubeでも配信されています。

ちなみに自転車でスピーチというのは、自転車に乗っているときは英語のスピーチをするという試みです。

自転車に乗る前に毎日10分〜15分くらいスピーチの練習をして、その成果を自転車に乗っているときに確かめるというものです。

もちろん最初は全然できないのですが、短い文を何回も言ってみたり、もう少しまとまった文が言えるようになったら、それを繰り返したり、分からなくなったら信号待ちなどの時にスクリプトをみたり、そんなことやっているうちにスピーチ丸ごと話せるようになりました。

進捗はとてもゆっくりですが、これをほぼ毎日やることで確実にできるようになりますし、続けていれば必ず全て暗唱できます。

必ずしもこれがスピーキングに役に立つとはかぎりませんが、英語を喋るのが滑らかになったり、聞き取りが良くなったりする効果はありそうです。

コツは、興味がある人のスピーチを暗唱することです。

例えば、ボリスさんの独特な話し方をマネしてみたいとか有名なスティーブ・ジョブズのスピーチを身体に染み込ませたいなどの動機があると良いでしょう。

そして、少しでも覚えられたらそれを素直に喜ぶ。

特にスティーブ・ジョブズのスピーチは素晴らしいですね。

私のやり方は、iPadのスプリットビューでこのYouTubeのスピーチと日経新聞のスクリプトを同時に見れるようにして、スピーチを聴きながらスクリプトを繰り返し音読し、徐々にスクリプトをみなくても言えるようにしました。話し方のマネもします。

全部で3つのストーリーがあり、その中に複数のパッセージがあるので、まずは1つのパッセージを言えるようにする。それが終わったら次、そして全部できたら1つのストーリーを通して、という形で小さなブロックをつなぎ合わせる形で覚えていきました。

このやり方で半年くらいかかりました。もっと時間をかけて集中的にやればもっと早くできたかもしれませんが、持続可能なやり方をとればこんなもんでしょう。

それでも半年でスティーブ・ジョブズのスピーチを暗唱できたらそれなりに達成感があって嬉しいものです。

暗唱ができるとそのスピーカーが私の中にいるような感覚を覚えます。

だから私の中にはスティーブ・ジョブズが常にいるような感じがしてすごい心強いんですよね。いつでも語りかけてくれます。

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma ―which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。ドグマにとらわれてはいけない。それは他人の考えに従って生きることと同じです。他人の考えに溺れるあまり、あなた方の内なる声がかき消されないように。そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。ほかのことは二の次で構わないのです。

ということで、このスピーチの完成度を上げた後は、イーロンマスクに行こうかなと思っているところです。皆さんも英語スピーチ暗唱を試してみてはいかがでしょうか。