私はサラリーマンを辞めるときに、お金の問題を解決する必要がありました。そこでいろいろな本を読んでたどり着いた結論は、資本家になろう、でした。
どうすれば資本家になれるのか。
株を買う。
それがこの本に書いてあった一つの答えでした。
資本家になる方法は簡単です。株式会社であれば、株式を買って持てばいいのです。
株式というのは、「お金を生むストック」です。株式を持っていれば、自分が働かなくても他の人が働いてお金を稼いでくれます。
日本のような資本主義社会でお金を稼ぐ方法は、労働力を売って、給料をもらうだけではありません。好きな会社の株式を買ってその会社の「資本家」になることでも、お金を稼ぐことができるのです。資本家になれば、そこで働かなくても、その会社で働く人たちが稼いだ利益の一部を得ることができます。
ということで、私は稼いだお金のほぼ全てを米国株に変えて、当時の自分ができる最大限の資本家になりました。
こうして他の人にもお金を稼いでもらうことにしたのです。
The rest is historyです。
自分が働いてお金を稼ぐだけでは、自分が働かなくなったらお金が得られません。それでは心許ないです。
だから、私の代わりに働いてくれるものを手に入れることが大切なんだ、ということを学びました。
そのためには資本家になる必要があったのです。
ちょっと資本家とはずれてしまうかもしれませんが、資本をもう少し広い意味で考えてみましょう。
資本という意味を調べると「事業活動の元手」という意味が出てきますが、単純にお金を稼いでくれるもの、と捉えることもできるでしょう。
それをできる限り増やせば、サラリーマンを辞められるのではないかと思ったのです。
例えば、株式投資をしていたら、自分が労働をしていなくても1,700万円くらい稼げることもあります。
また、日記を書いたブログに広告を貼っておけば、大した金額は得られませんが、お小遣いくらいは稼げます。これも資本です。
このように、私が働かなくても代わりに働いてくれるものを得る、または作る試みをサラリーマン時代からしておくことが大切です。
余ったお金は株に即投資、余った時間は将来のお金につながりそうな活動に費やす。
お金につながりそうな活動というと難しそうですが、自分の好きな活動を極めていけば何らかの形でお金につながるのではないかと思っています。
例えば、走るのが好きなら走りまくって発信する、山登りなら登りまくって発信する、釣りが好きなら釣りまくって発信する、英語が好きなら英語をやりまくって発信する。
これでお金を稼いでいる人はいくらでもいます。
会社に頼らなくてもお金を稼げるシステムを構築するのが今の時代の資本家ということでしょう。
有形なものでなく、無形のものもたくさんあります。
資本家になるルートは色々あるかもしれませんが、最も簡単なものは株式投資だと思います。
皆さんも株式投資をして、資本家になってみてはいかがでしょうか。