「「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本」というご本を読みましたので、感想文を配信させていただきます。ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。
先日、禁酒に関する記事を書いたところ、読者の方から本書をお薦めされたので早速読んでみました。良いご本を紹介いただき誠にありがとうございました。
本書は、お酒の飲み方をこの機会にイチから見直し、より健康で充実した人生を始めようとしている、あなたにおすすめの本です。
この本を読めば、アルコール依存症への危険なサイン、お酒をやめるメリット、どうすれば禁酒できるのか、などについて学ぶことができます。
私がこの本を読んで最も印象に残ったのは、お酒を飲むことのメリットとデメリットを書き出してみるということです。
お酒をやめることのメリットはもちろんありますが、お酒を飲むことのメリットだってあるはずです。
これらを全て書き出してみましょう。
そうすると、お酒を飲むほんのわずかなメリットのためにこんな犠牲(お金や時間やその他諸々)を払っていたのか、、と愕然とすることでしょう。
これが禁酒に最も効きます。
禁酒をする主なメリットを本書から引用します。
- ぐっすり眠れるようになる
- 夕食の量と体重が減る
- 肌の調子がよくなる
- 出費が抑えられる
- 生活習慣病やがんのリスクが低くなる
- 思考がクリアになる
- 時間にゆとりができる
本当にこれだと思いました。
これだけで幸せに生きていけます。
特に「思考がクリアになる」と「時間にゆとりができる」というのが良いですね。
本を読むときにお酒が入っていると、読解力が落ちますし、飲み過ぎた翌日も全くだめでした。
サラリーパースン時代は、二日酔いでメールを読むだけで吐きそうになったこともありました。
もちろん、お酒を飲みながら読書も良いとは思いますが、本の内容を効率的に吸収したり、物語を味わったりしたいならシラフの方が良いでしょう。
また飲むとあらゆることのパフォーマンスが下がります。
普段は10分でできたことが1時間かかったり、場合によっては全くできないということもあります。飲んだ翌日に椅子に座ることすら困難なこともあります。
そもそも飲むこと自体が時間がかかります。3分で飲んで、はい、終わり。とはなりません。
このように、お酒を飲むメリットやデメリットを客観的に観察することで、禁酒をしやすくなるはずです。
前の記事にも書きましたが、最近は思考の変化が現れ始めました。
お酒を飲んだ一瞬の幸せより明日一日健やかに過ごせた方が幸せじゃないか、、
このクリアな世界で何か自分の好きなことに没頭するのも素敵なことじゃないか、、
悟りを開き始めたのです。
もちろん、お酒を飲むことを否定しませんし、先日友人と久しぶりに飲んだビールはとても美味しくて、幸せでした。
たまに飲むからこそ、より幸せになれる。
ということで、そろそろお酒をやめようかな、と思っている方はぜひこの本を読んでお酒をやめてみてはいかがでしょうか。