新しい世界史のご本を入手したので感想文を配信させていただきます。ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。
今回ご紹介するのは、大学入試用の世界史の参考書です。
しかし、世界史に興味がある方やもう一度世界史を復習したい社会人の方にもおすすめです。
本書の特徴は、
- 分かりやすい解説
- 全編カラー
- コラムが秀逸
- 大学入試問題の確認テスト付き
- 分厚いの2冊
本書は世界史の通史を学ぶのに最適だと思いました。
私はこれまでさまざまな世界史の教材を研究してきました。
しかし、世界史の通史を学ぶにはこれが一番良いと思いました。
内容としては基礎から標準の内容になっているので、これ一冊で難関大学に対応できるようになるかは分かりません。そもそも今の私にそれを判断できるほどの知識がありません。
しかし、本書を使えばスムーズに世界史の流れを学ぶことができるので、まずは全体の流れを捉えたいと思っている受験生や社会人の皆様におすすめです。
タイトルに「ものがたり」とあるように、解説がわかりやすいです。語り口も硬すぎず、緩すぎずの絶妙なバランスです。また、先生と女子高生のかけ合いも的を射ていて、理解を深める手助けになります。
個人的には全部カラーなのが気に入りました。
歴史を学ぶ際には多くの資料を参照することになりますが、それらをカラーで確認できるのは大きなメリットです。
また地図なども色分けされると大変に分かりやすく、理解しやすいです。絵もすごいかわいいし。
読んでてワクワクするというのも勉強を継続するのに重要な要素ではないでしょうか。
ものがたり世界史 古代~近代へはとても良い参考書ですが、デメリットもあります。
それは分厚くて重いことです。
実際買うときにその分厚さに躊躇しました。
電子版があったらそっちがいいなぁと思っていましたが、発売当初は電子版がありませんでした。
しかし、最近Kindle版がリリースされていることに気づき、即座に私はKindle版も入手しました。
これで分厚くて重い本を運ぶ必要はなく、いつでもものがたり世界史 古代~近代へを読むことができます。
Kindleで読むのも良いですが、iPadなどのタブレットで読むのがおすすめです。全編カラーの美しさがより際立っています。
ということで、ものがたり世界史 古代~近代へは受験生だけでなく、社会人の学び直しにも最適な参考書となるでしょう。
世界のニュースを理解するためには、世界史の知識が不可欠です。
みなさんも世界史の復習をしてみてはいかがでしょうか。