来年度から世界史探究が入試科目になるので、世界史探究について勉強しているところですが、参考書についていろいろ調べたのでメモしておきます。
結論から言うと、世界史探究の勉強方法は、世界史Bの勉強と同じで良いと思います。
世界史探究と世界史Bの教科書を見比べてみたのですが、順序がちょっと違うのと、それぞれの見出しに問いかけがたくさん入るようになったくらいで、内容はほとんど同じでした。
したがって、世界史Bの対策とほぼ同じと思っておいて良いでしょう。
世界史探究の参考書はまだ少ないですが、山川の書き込み教科書と教科書ノートは世界史探究としてリリースされています。
用語集も世界史探究に準拠したものがリリースされました。
一問一答と準拠ワークもリリースされています。
スピードマスターもリリースされます。
また、実況中継の(1)も先日リリースされて、ざっと読んでみましたが、世界史Bの内容とほとんど同じでした。
こちらもほぼ同じですね。
この記事を書いている時点で、世界史探究としてリリースされているメインどころの参考書は以上です。
実況中継は今後続編もリリースされていくはずですが、旧式のものでも問題ないでしょう。
勉強法としては、資料集を見ながら教科書を読む、問題を解く、というのを繰り返しやっていけば良いと思います。
教科書をどんどん読み進めていけるという人は、教科書だけで良いです。
しかし、教科書だと辛いという人はまず概説をざっと掴んでしまってからもう一度読むことをおすすめします。
その1冊目におすすめなのがこれです。
年号とか書いていないのでこれだけでは入試には対応できませんが、世界史の大まかな流れがわかりやすく書かれているのでおすすめです。短期間で読破できるのもいいですね。
世界史あるあるですが、教科書や講義系の参考書を読むのに時間がかかりすぎて、読み終わる頃には最初に読んだことをすっかり忘れているということがよくあります。
もちろん基本的に誰しもそうなのですが、短期間で3週くらいすると世界史の線が一本自分の中に通るので、これが大事だと思います。
その後に教科書とか講義系の参考書を読むと、「あぁやったやった」みたいな感覚で、知識の肉付けがしやすくなります。
通史はある程度スピード感が大切ですね。
講義系は以下から好きなやつを選べばいいです。
茂木は一冊でナビゲーターや実況中継は4冊もあるから、、茂木がおすすめ的なことが言われています。
しかし、茂木の文字はかなり小さいので、小さい文字がびっしり書かれた書物を読むのが苦手な人はやめておいた方がいいです。
ナビゲーターや実況中継は4冊ありますが、文字が大きいので読みやすいんですよね。
文字数比べたら大差ないんじゃ、、と思いました。
だから、自分の好みで良いと思います。教科書の文章もエレガントでいいと思いますけどね。
その後に「あぁやったやった」だけで終わらせないように、アウトプットをして知識の定着を確認します。
問題を解いてみるといかに自分の知識があやふやかということがわかります。
アウトプットは一問一答や問題集をやっていきます。
みんな大好きなこの参考書は良かったです。
一問一答も好きなのを選べばいいと思いますが、これが個人的には好きです。
その後に基本的な問題集をやっていくべきですが、色々見た中で初心者にはこれが良いと思います。
分厚い参考書が流行っているようですが、ちょっといきなりやりすぎ感がある印象です。
基礎問題精講だけでも結構難しい問題が入っているし、大事なのは分厚くないことです。
基礎問題精講くらいの薄い問題集を完璧にしたらあとはひたすら共通テスト問題とか入試問題を解いてそこで足りない知識を補っていく方が効率的なんじゃないかなぁと思いました。
私はまだ途中なので何がいいのかは探究中なのですが、現時点でたどり着いた感想としては以上です。
あともう一つおすすめしたいのが、漫画です。
先ほども記事を紹介しましたが、この漫画が読みやすくておすすめです。山川出版が編集協力しているので、大学受験にもぴったりです。
特に世界史では、家系図が重要になる場面がよくあるんですが、そういうのは漫画で読むのが圧倒的にわかりやすいです。
例えば、モンゴル帝国のチンギスハンとその子たちの争いとかハプスブルク家とスペインとフランスとかを理解するのは漫画がめちゃくちゃわかりやすかったです。
あとイスラム世界編も名作でした。
ただ結構難しいところもあり、登場人物が誰なのかよくわからなくなることがあるので、用語集とか資料集を手元に置いて読むと良いです。
Kindle Unlimitedでこの漫画も読めますが、これも良いと思いました。
ということで、今回は私が世界史探究を学ぶ中で、出会ったおすすめの参考書を紹介しました。
もちろんこれは私の独断と偏見なので、参考程度にしていただいて、みなさんはよりよい勉強スタイルを確立していっていただければと思います。
参考になれば幸いです。