最近世界史の勉強が滞っていたので、刺激を入れるために世界史に関する記事をリリースいたします。今回は、最近始まったNHK講座の世界史探究が素晴らしい、というお話です。
2〜3年くらい前に世界史を学ぼうと思い立ち、勉強してはやめてを繰り返してきましたが、牛の歩みで少しずつ世界史の知識は身についてきたように思います。
昨年は歴史検定の世界史2級に合格いたしました。
このブログでは、38歳のおじさんがどのように世界史を学んでいるのかについても発信しています。ということで、今回はNHK講座の世界史探究です。
元々NHK高校講座の世界史は推奨していましたが、世界史探究になってアップデートされています。
何が素晴らしいかというと、MCが山崎怜奈さんであることですね。
世界史探究というように「探究」がテーマになっているため、世界史のさまざまな出来事について、「なぜなのか?」を問いながら議論を進めていく構成になっています。
後半は、専門家が登場してより詳しい説明をしてくれます。
この記事を書いている時点では、導入と古代オリエントと古代ギリシア・ローマの3回分しか公開されていませんが、導入の第1回からなかなか面白かったです。
第1回では茶の歴史について解説されていました。
中国で茶には「チャ(広東)」と「テ(福建)」の二つの発音があり、世界で飲まれている茶がどちらの発音かによって、広東から陸路で伝わったのか、福建から海路で伝わったのか、がわかるそうです。
英語では、お茶は「ティー」と呼ばれていますが、ロシアやインドでは「チャイ」と呼ばれています。前者は福建から海路で、後者は広東から陸路で伝わったことがわかるということです。
このブログの読者層の聡明さは尋常ではないので、みなさんご存知のこととは思いますが、私は知らなかったです。
へぇ、へぇ、へぇ、となりました。
それ以外にも、茶について書かれた2つの絵画を見て何が分かるか。
ボストン茶会事件とはなんだったのか。
などなど、茶を通じて世界史を学ぶという視点は興味深かったです。
世界は繋がっているのだ、と。
このように、世界史の断片的な知識だけではなく、疑問を持ってそれを探究していこう、というのが世界史探究のテーマのようです。
そう考えると結構面白そうな科目だな、と思いました。
世界史というと、どうしても大学受験の科目のようなイメージがあります。私も大学入試の参考書を使って勉強しています。
しかし、世界史の知識が身につくと、海外旅行をより楽しめるようになることがわかりました。
もちろん海外旅行だけではなく、世界のニュースの理解度も上がりますし、投資にも役立ちます。
みなさんも世界史を学んでみてはいかがでしょうか。