円安が進んでおり、1ドル155円台に突入したので記念に感想文を書いておきます。
円安感想文
ほんの2年ちょっと前は1ドル115円で円安と言っていた時代があったんですね。
ついに、円が1ドル=155円台まで下落しました。
このブログの読者の皆様は資産の大半を外貨で保有しているので問題ないとは存じますが、それでも本当に円は大丈夫なのか、、、と思っているのではないでしょうか。
24日早朝のニューヨーク外国為替市場。明確な材料がないまま円が売られ、あっさりと節目の155円を突破した。その後も円安基調は続き、同日夕には155円30銭台まで円安が進んだ。
155円を付けるのは1990年6月以来およそ34年ぶりだ。強い米経済指標などを材料に円安が進むことが多いものの、この日は投機筋が円売り・ドル買いを仕掛けるきっかけは見当たらなかった。
ここまで円安が進んでいる理由は、日経新聞によると、円買いの需要が少ないことが挙げられています。
上記日経新聞の記事にわかりやすい図があったので引用します。
構造的な円売り圧力として、海外IT(情報技術)大手に対する支払い増加が挙げられる。国境を越えた有料の動画配信サービスなどが普及した結果、米ネットフリックスや米アマゾン・ドット・コムなど海外プラットフォーマーに対する支払いが増加している。いわゆる「デジタル赤字」は年間5兆円規模に達した。
デジタル赤字はなるほどな、と思いました。
私が課金しているサービスを見てみても、アマゾン、ネットフリックス、グーグル、アップルなどなど海外の会社ばかりです。みなさんもそうではないでしょうか。
NISAで米国株や全世界株が流行っているのもまとまったドル買いに繋がっていると聞きます。
一生懸命円を買ってくれているのは、旅行者くらいなのではないか、と思うほどです。
このように考えると、そう簡単には円高にはならないだろうなという気がしてきます。
160円までいくのか。
円安で辛いな、と思うのは、海外旅行が高くつくことです。
この記事を書いている時点での主要なレートは以下の通りでした。
- 米ドル:155.46円
- 英ポンド:193.72円
- シンガポールドル:114.21円
- 人民元:21.43円
- 香港ドル:19.85円
香港ドルがもう少しで20円になってしまうとはびっくりしました。
留学もありえないくらいお金がかかるし、TOEFLなどのドルベースの英語試験もかなり高価になっています。受験料が245ドルするので、38,000円くらいします。
富裕層しか留学できませんね。
逆に日本で買い物するときにドルとかポンドで計算すると安く感じるので、みなさんも試してみてください。
先日イギリスに旅行から帰ってきた直後からこの習慣を始めましたが、いまだに結構楽しいです。
コンビニで色々買ったのにたった£6?のような得した気分を味わえます。もちろん味わえるだけです。
ということで、今まで以上に日本人にとっては出稼ぎなど、外貨を手にいれる方法が重要になってくるでしょう。
私もそろそろマカオに外貨を稼ぎに行こうかなと思っているところです(前回は貴重な外貨を失ったので)。