日経新聞を読んでいたら、外貨預金の金利が上がっているという記事がありましたので、最新の動向を調べてみました。
外貨定期預金で金利引き上げ競争が起きている。新生銀行やSMBC信託銀行のドル定期預金金利は4~5%と過去最高水準に上昇した。足元では円安が一服し、外貨の普通預金は利益確定の外貨売りが相次ぐが、定期預金は高金利や資産分散を目的に資金が集まる。定期と普通での個人の動きの違いは資産分散への意識の高まりを映している。
私が口座を保有している銀行で、この記事を書いている時点の利率を確認してみます。
一番良さそうなのは新生銀行でした。
円からの預け入れ限定で1ヶ月ものの10%はかなり良いです。為替手数料も良心的なレベルだと思います。
- 1年もの:5%
- 1ヶ月もの:10%(円からの預け入れ限定)
- 為替手数料:7銭〜15銭(ステータスに応じて)
- 1年もの:4.5%
- 為替手数料:1円
※外貨積立サービスを使えば為替手数料無料
- 1年もの:4%
- 6ヶ月もの:6%(円からの預け入れ限定)
- 為替手数料:4銭〜15銭(ステータスに応じて)
- 1年もの:3.9%
- 3ヶ月もの:5%(円からの預け入れ限定)
- 為替手数料:6銭
以前私は住信SBIネット銀行で1ヶ月もののドル定期預金をしていたことがありました。当時は定期預金でかなり儲かりましたが、最近は微妙ですね。
日経新聞でも指摘されている通り、円をドルに換える時に為替手数料でぼったくる銀行があるので要注意です。
例えば1円くらい手数料を取る銀行では絶対に外貨預金をしない方が良いです。
本来のレートが140円なのに、銀行のレートが141円とかになっていることがよくあります。
上に挙げたネット銀行であれば、手数料が10銭前後なので、これなら許容範囲でしょうか。プレスティアも為替手数料を1円取るので外貨積み立てなど為替手数料が無料じゃないとメリットがありません。
と言うことで、日本で働いていて保有資産がほとんど円の方はこの機会に外貨定期預金をしてみるのはいかがでしょうか。
外貨預金の話をするとよく「円高になったら、、」とか言う人がいますが、日本の多くのサラリーパースンは将来の給与を含めれば、資産が円に偏りすぎです。
円高になったら、毎月の給料が増えるので喜べばええじゃないか。
一方で外貨持ってなかったら、円安で資産が減ってしまいますよ。
わしなんかもはや日本円は手元にないわ。
今後日本円の貯金できたら、外貨定期預金を組もうと思います。
多くの銀行が円からの預け入れを歓迎しているところを見ると、銀行はドルが欲しいんですかね。
もしかしたら今後もこの傾向は続く、または加速するかもしれないので引き続き状況を注視していきます。