早大入試プレ模試を受験した感想文(2023年10月22日)

20年ぶりに模試を受けてきたので、ご報告申し上げます。

大学入試に挑戦するにあたり、自分の実力をチェックしようと思い、20年ぶりに模試を受けてきました。代ゼミがやっている早稲田入試プレという模試です。

その名の通り、早稲田を目指す人のための模試で、受験方式も学部ごとに分かれています。最初の方は共通問題で、後の方は学部によって選択式となります。私は文化構想学部を選びました。

文学部か文化構想にしようと思っていたのですが、文学部はすでに埋まっていて、文化構想が明治学院大学白金キャンパスに空きがあったのでそこにしました。

初めて明治学院大学に行ってきましたが、雰囲気が良い場所ですね。

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早稲田大学を目指す高校生たちの中で変なおじさんが一人。

楽しかったです。

自意識過剰かとは思いますが、チラ見されて「え?おじさん?」みたいな感じになるのがちょっと恥ずかしかったです。

周りにはおじさんは全然いなかったので、これからもっと増えてくれることを願っています。

なぜ模試を受けたかというと、(確か)この本に模試の勧めが書いてあったからです。

定年後に京大生になった瀧本さんは、模試をどんどん受けてそのやり直しをしながら、勉強を進めていったそうです。

模試なんてまだ早い。もっと勉強してからにしよう。

とやってると一生模試が受けられません。

準備不足でしたが、いきなり模試を受けてみるのも悪くないと思いました。

効率的に勉強を進めるためには現状を把握し、どのような勉強を進めていくか考えるのはとても大事なことです。

具体的な点数で自分の得意不得意がわかるし、点数に反映されない部分でも発見がたくさんあるはずです。

ということで、私も試しに模試を受けてみました。

時間割は以下の通り。

  • 8:50 着席
  • 9:00 - 9:10 受験報告書記入
  • 9:20 - 10:50 英語
  • 11:10 - 12:40 国語
  • 12:40 - 13:30 昼食休憩
  • 13:30 - 14:30 地理歴史

受験報告書には高校名とかコードを書く欄があって、卒業生はクラスと出席番号を書く必要もありました。

20年前のことなので、クラスはなんとか思い出せましたが、さすがに出席番号は無理でした。出席番号を書くとか、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。

手応えは、

英語は思いのほか単語が難しくてびっくりしました。長文読解はいくつかやらかした問題があり、反省点が多いです。

特に8個の中から2個正しいのを選べ、的なめんどくさい問題でいくつか間違えたのが悔やまれます。これは明らかに慎重さが足りていませんでした。

国語の評論は難しくて結構間違えましたが、古典は思ったよりも粘れました(勘が冴えました)。

評論の記述は一応書いて方向性も合っているはずですが、模範解答に載っている表現をあまり使えてないので期待できません。これが10点なのでかなり大きいです。

一方で、古文は「え〜打消」の「え」を記述させる問題があり、これを取れたのが嬉しかったです。呼応の副詞まだ覚えてたぜ、みたいな。

早稲田を受ける人からすれば超基本過ぎて、逆に怪しいと感じるレベルの問題だと思いますが、記述問題を取ることができたのは励みになります。

漢文は1問しか出題されませんでしたが、選択肢をよく読んで、文章のアウトラインを理解してから、漢文を読解して、それっぽいのを選ぶ。

という漢文知識ゼロで挑み、無事に仕留めました。選択肢の和訳はヒントがたくさんあって、ありがたいです。

最後に世界史は全然ダメでした。勉強が全くできてない範囲が出まくって終わりました。

記述問題は、スペイン(風邪)など、一般常識でも解けるレベルの超基本問題くらいしかできませんでした。

世界史が課題になることが明確になったので(元々知ってたけど)、これから一生懸命勉強をしようと思いました。

このように打ちのめされることもモチベーションアップのためには大事なことです。

私の友人は、私の後から世界史の勉強を始めたのに、ものすごい速さで知識をつけていき、一瞬で追い抜かれたどころか、背中が見えないほど差が開いてしまったので、私も頑張らないといけません。

自己採点結果

  • 英語:84点
  • 国語:63〜73点(10点の記述あり)
  • 世界史:32点

英語でできる限り高得点を取り、国語と世界史で平均点ちょっとプラスで逃げ切るというのが理想ですが、英語を使わない(英語外部試験方式)入試で、国語と世界史だけで挑むのもチャレンジングで面白そうです。

今後は世界史と国語の勉強を頑張って、機会があればまた模試を受けてみようと思います。