私の趣味はケンブリッジ英検のテキストを集めることですが、今回は久しぶりにケンブリッジ英検CPE対策のおすすめテキストを紹介します。
これです。
とお勧めしたものの、今は入手がかなり困難になっているようです。
ちょうど4年前に買いましたが、そのときは6,000円台で購入できました。
今は海外の中古で1万円以上します。
ケンブリッジ英検はお金がかかる贅沢な遊びですね。
内容としては、Objective Proficiencyと同じような総合型テキストですが、ライティングのモデルアンサーがMasterclassの方が多い印象です。
これがObjective Proficiencyです。
やはり誰しもケンブリッジ英検のCPEのライティング対策にはお悩みのようで、私もずっと困っていました。というか今でも困っています。
どうやって書けばいいのか、と。
これは4年前に試行錯誤した記録ですが、今でも打開策はよくわかっていません。
とりあえずモデルアンサーを集めて、書き写して、へぇこんな感じなのか、、、をひたすら繰り返すのみです。
そんな感じで対策して、ギリギリC2くらいは取れるようになったのと（たまに暴落するけど）、自分のトランペットを吹くようであれなのですが、CAEではライティング満点を（まぐれで）取ったこともあります。
これもサンプルアンサーをひたすら書き写して、こんな感じなのね、を繰り返して、たまたまいい感じに書けたのが結果に繋がりました。
Advanced（C1）はお手本がたくさんあるのでまだやりやすいのです。
語学学習とは、結局モノマネがものをいいます。
そこで、CPEでも同じようにやろうとは思うのですが、モデルアンサーが圧倒的に少ないのが問題です。
公式問題集にもサンプルアンサーはついていますが、満点のものではなく、項目毎のサンプル得点みたいなものがついていて、どうすれば満点を取れるのかがよくわかりません。
私がモデルアンサー的なものを確認できているものとしては以下のテキストがあります。
この中でも特におすすめなのが、
Cambridge English Proficiency Masterclassですよ、というお話です。
もちろんどのテキストにもライティングの問題自体はあるのですが、答えが省略されていることがほとんどです。
しかし、MasterclassはPossible answerの掲載が多いのが特徴です。
もちろんPossible answerなので満点取れるかは不明ですが、私が見たところかなりレベルが高い作品なのは間違いありません。
参考までに、Masterclassの解答に載っているものを見てみてください。
以下はインターネットで公開されているMasterclassのKeyです。
このKeyからUnit4のPossible Answerを引用します。
2つのテキストを要約して自分の意見を述べる必修のPart1の問題です。
One area of personality development that is frequently studied is that of criminality. Essentially, many of the studies are investigating whether a criminal is born or made, and as both texts point out, this issue is still very much under debate.
The first text begins by looking at genetic links to criminality, some of which have even claimed that body shape can determine criminality. Personally, I am surprised that such claims have ever been made and can only assume they were dispelled as a myth a significant time ago. However, as the first text also states, few would contend that our environment plays a role in shaping a criminal nature. Being surrounded by people of a criminal disposition in prison must surely exert a strong influence on someone.
I feel, however, that the inseparability of environment and genetics is a key issue. Ultimately, for most people, those responsible for the genetic code of an individual are also the ones that shape their environment, especially in formative years. As the second text points out, the children of criminals also often become criminals themselves, but is this due to environment or genetics? I feel it is not a question of either one or the other but the extent to which each plays a role and the interconnected influences.
In conclusion, I believe that whilst genetics are clearly part of who we are, it is the environment that shapes one’s genetic inheritance that will play the most fundamental role in determining a person’s path in life.
https://elt.oup.com/student/masterclass/?cc=jp&selLanguage=ja&mode=hub
このようなPossible Answerが確か5〜6個あったと思うので、興味がある人は見てみてください。
もちろん、問題は本体に書いてあるので答えしか見れませんが、参考にはなると思います。
もし流通しているテキストの中から選ぶとすれば、以下の2択になるでしょう。
もちろんいずれも満点が取れる解答なのかは不明ですが（多分取れない気がする）、数少ないモデルアンサーを確認できる教材です。
ということで、引き続きケンブリッジ英検の研究も続けていきたいと思います。
