共通テスト模試に続いて、河合塾の全統記述模試を受験してきたので感想文を配信させていただきます。ご査収のほど、よろしくお願いいたします。
私は38歳のおじさんですが、将来また大学に入り直すのもいいかもなぁ、と思い、いつでも大学に行けるように少しずつ勉強を始めています。
定年後にもう一度大学生になる――一日中学んで暮らしたい人のための「第二の人生」最高の楽しみ方によると、社会人におすすめの勉強方法の一つは、模試を受けてその復習をしっかりすることだ、と書いてありました。
ということで、それを実践しています。
いきなり6教科8科目は無理なので、まず私文の3科目からチャレンジさせていただきます。
昨年は20年ぶりの模試を受けました。
次に2024年5月5日に開催された河合塾の第1回全統共通テスト模試を受けました。
そして今回は、2024年5月12日に開催された河合塾の第1回全統記述模試を受けてきました。
今回の結果を振り返ると、英語と世界史はまずまずですが、国語は記述がどう採点されるか不明すぎて全く点数が読めません。どちらかといえばやばそうです。
やはり記述なので、あやふやな知識では太刀打ちできず、難易度は共通テスト模試より格段に上がります。
各科目を簡単に振り返ってみます。
英語は、リスニングと文法問題でまたしょぼいミスをしでかしてしまいました。
ちゃんと設問を読みましょう。共通テストの時にも同じようなミスをしました。反省。
それ以外は特に大きなミスはなかったと思われます。時間不足で回答が適当になった記述問題と和訳と英作でどのくらい失点するか次第です。
回答を見る限り、的は外していないので結構得点は取れるはずですが、どのポイントでどのくらい点数を減らされるのか、結果を見てよく分析しておこうと思います。
点数はおそらく180〜190点くらいを予想します。記述問題の減点がほとんどなければ190点越えもあるかもしれませんが、なんだかんだで180点くらいになるのはないでしょうか。
国語の現代文は、選択問題は結構合っていましたが、記述問題の配点が大きいのでどのくらいとれているかよくわかりません。
記述問題については、そんな的は外していないと思うけど、模範回答のような表現は使えていない。というかこんな回答書ける人いるのか。
解答見た後に「そうそう、そんな感じで書きたかったんだよね、見方によってはいけてるかな」とは思うのですが、自分の答案を採点者がどう判断するか。
特に難しいのは、80字や100字以内で回答する記述問題です。
どのくらいの分量で書けば良いのか、まだ感覚が掴めておらず、修行が足りていません。こちらは記述式の問題集を使って、少し練習が必要だと思いました。
古文は、一番配点の高い記述以外は全て合っているようでした。
その記述問題はどうしようもありませんでしたが、文法や和訳などできた(と思う)のでよしとします。
漢文は、今回一番ダメでした。
意味を書けのところに読みを書くというふざけたプレーも見過ごせませんが、全体的に力不足です。
原文に返点をつける問題はできていたのでそれは良かったです。漢文の勉強頑張ります。
世界史は、まだ範囲が狭く、私が学習している範囲に収まっていたのでやりやすかったです。
とはいえ、記述式なので、正確に語句を書くのは難儀しました。
これは「ア」だったっけ、「ヤ」だったっけ?
漢字のこの部分突き抜けるんだっけ?
ヌムだっけ?ムヌだっけ。
これ、漢字で出されたら、嫌だな、という語句がしっかり出題されました。
固でもないし個でもないし箇でもない、といろんな「こ」を余白に書きましたが、いずれも「なんか違うな、、、」となり、歯痒い思いをしました。
このように、選択問題では起こり得ないトラブルが発生するのが記述問題の醍醐味ですね。
当然のことながら記述問題は、ちゃんと書く練習もしておかないとダメだと思いました。
出題される内容自体は標準的なものばかりなので、教科書の内容が頭に入っていればそこそこ取れるレベル感でした。
世界史も記述がどのように評価されるか次第ですが、得点は72〜78点くらいと予想します。記述が厳しく判定されると70点を少し下回る可能性もあります。
まとめると今回の予想得点はこんな感じです。
- 英語:180〜190点(200点満点)
- 国語:110〜120点(200点満点)
- 世界史:72〜78点(100点満点)
この点数が取れたと仮定すると、どのくらいの偏差値になるのか。
昨年の模試を参考に計算してみました。
- 英語:78〜80
- 国語:62くらい
- 世界史:69〜72
全統模試でこのくらい取れていればまずまずですが、まだ課題もたくさんあります。
特に国語はしっかり対策しないと厳しいなぁと思いました。てか普通にむずいです。
世界史も今回は範囲が狭かったから良かったですが、これからは範囲が広くなるので、こんなうまくはいかないでしょう。
ということで、模試を受けて課題が明確になりました。
これから復習をしっかりして、苦手分野の強化と記述問題の勘を磨いていきます。
ところで、私がどこの大学を目指しているのか、気になっている人もいると思いますが、正直まだ決まっていません。
以前の記事に書いた通り、今のスタンスはこんな感じです。
ひとまず、どこの大学にも行けるように基礎知識を身につけておこう、というのが今の方針です。
早稲田だったら、文学部か文化構想学部かな、と思っていますが、これもどうなるかわかりません。
何を学びたいのか、と言われると色々ありすぎて一つに絞れないのです。
美術史、美学、中国思想、外国語教育、中国文学、フランス文学、ロシア文学、翻訳、創作、心理学、経済学、などなど。
ウェイトとしては文学部で網羅できそうなものが多いので、幅広く触れられそうな早稲田の文学部とか文化構想とか慶應の文学部が候補に上がります。
これらの学部は、2年生になってから専攻を決めれば良いからです。
もちろん東京大学も魅力的ですが、東大に入るためにはもっとたくさん勉強しなければならないので、大学に入るまでに朽ち果てる可能性が高いです。
東京藝術大学の芸術学科も興味があります。
模試の志望大学には上記の大学+αを書いてみたので、どのくらいの評価になるか見てみましょう。
多くの受験生にとって受験勉強は、大学に入るための手段で仕方なくやっている、という人がほとんどのはずです。
しかし、おじさんになってから改めて学んでみると、今までの経験や知識がつながり始めて、おぉ、これは、、、となる瞬間がたまにやってきます。
受験勉強自体結構楽しくないか?と思えてくるのです。
ちょっとおかしいですかね、おかしいですね。
でもわかる人にはわかるはず。
大学を卒業してから16年が経ち、ようやくここまで辿り着けました。
ということで、大学に入れる得点力を身につけることも大切ですが、同時に教養も身につけていけたらいいなと思っています。
結果はこちら