半導体株の3倍レバレッジETFのSOXLが今年最大の上昇率を記録したのでメモしておきます。
暴落もあれば暴騰もある。
これがSOXLの魅力です。
直近の自己ベストたち
ちなみにSOXLの今年最大の下落率はこんな感じでした。
2024年7月17日の下落率(1回目)
- VTI:-1.41%(‐3.94ドル)
- SPXL:-4.23%(-6.87ドル)
- TECL:-11.63%(-12.32ドル)
- SOXL:-21.06%(-13.75ドル)
2024年8月1日の下落率(2回目)
- VTI:-1.57%(-4.27ドル)
- SPXL:-4.16%(-6.18ドル)
- TECL:-11.06%(-9.39ドル)
- SOXL:-21.15%(-9.39ドル)
SOXLの今年最大の上昇率はこんな感じです。
2024年7月31日の上昇率
- VTI:+1.48%(+3.98ドル)
- SPXL:+4.67%(+6.64ドル)
- TECL:+12.66%(+9.54ドル)
- SOXL:+19.20%(+7.15ドル)
2024年8月8日の上昇率
- VTI:+2.34%(+5.99ドル)
- SPXL:+6.79%(+8.38ドル)
- TECL:+11.05%(+6.77ドル)
- SOXL:+19.98%(+5.24ドル)
いかがですか。
前回の過去最大の上昇率を上回っているのに上昇額は全然敵わないという悲しい現象が起きていますね。
過去にも経験済みです。
SOXLが急速に萎んでしまったからです。
ひとたび縮むと元に戻るのにしばらく時間はかかりますが、ひとまず株価が上がってくれて良かったです。
でもここからさらに下がることはよくあるので油断は禁物です。
しかし、日本の半導体関連株も結構業績が良さそうなので、さらにここから売られまくるということもないんじゃないかなぁ、、、と願っています。
東京エレクトロンは8日、2025年3月期の連結純利益が前期比31%増の4780億円になる見通しだと発表した。従来予想から330億円上方修正し、2年ぶりに最高益を更新する。生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が伸びる。あわせて年間配当を従来予想から38円増額し、1株519円(前期は393円)にすると発表した。
レーザーテックが7日発表した2024年6月期の連結決算は、純利益が前の期比28%増の590億円だった。過去最高を更新した。半導体製造装置の納入が前倒しで進んだ。円安が想定以上に進んだことも追い風だった。
でも大して株価は上がっていませんね。
直近のSOXLのチャートを見ておきましょう。
なかなかの下落ですね。
やはりレバレッジETFで儲けようとするのはかなり難しいことを改めて認識しました。
私のように「これは実験なのだ、これは実験なのだ」と何かしらすがるものや信念がない限り保有し続けることは困難でしょう。
私がレバレッジETFに投機するのは、儲ける、儲からない、じゃない。
NISA(旧型)でレバレッジETFに投機したら儲かるのか、損するのかを知りたい、という純粋な知的好奇心からなのです。
はい。
今回はレバレッジのおかげでとてつもない資産減少を経験できたのは良かったです。
いや、これからも下落あるよ、と言われるかもしれませんが、すでに相当萎んだので、これまで減った金額以上の下落はあり得ないので気が楽です。
このレバレッジNISA実験が終了したら、やはりインデックス投信と現金からなる安心安全のポートフォリオへと切り替えていきたいと思います。
ポートフォリオがインデックス投信だけならどんなに心穏やかにいられたことでしょう。
とはいえ、2023年仕込みのSOXLは9.25ドルなので、この分についてはまだ夢があります。
2027年末までにどのくらいまで上昇するか(または減少するか、跡形もなくなるか)楽しみです。
レバレッジETFで博打をする方は、ポートフォリオのほんの一部に留めておき、カジノのように楽しみましょう。