Sally RooneyのIntermezzoを読み始めた感想文

Sally Rooneyの新作Intermezzoを読み始めたのでその感想文を書いておきます。

私の趣味は「洋書集め」ですが、少しくらいは読もうと思い、最近買ったIntermezzoを読み始めています。

日本にいるとあまり馴染みがない作家かもしれませんが、海外ではそこそこ有名です。

なぜこの本を読もうと思ったかというと、以前「Normal People」という別作品のドラマがなかなか面白かったからです。

ドラマがなかなかエロ美しかったので、新作もどうかなと思いましたが、早速序盤からエロい展開でハマっています。

サリールーニーはアイルランドの作家です。アマゾンの作家紹介を引用します。

アイルランドの作家。1991年生まれ。トリニティ・カレッジ・ダブリンで英文学を学び、その後同大学院で米文学の修士号を得る。2017年に発表したデビュー長篇の『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』(早川書房刊)は、サンデー・タイムズ文学賞新人賞を受賞。テレグラフ紙、オブザーバー紙、Vogue、Elleの年間ベストブックおよび「サンデー・タイムズ、21世紀の100冊」にも選出され、著者は一躍文学界のスターとなった。2018年に発表した2作目となる本書は、英国最高峰のブッカー賞の候補となり、英語圏で150万部突破を記録、40言語以上での刊行が決定している。2021年に3作目となる最新長篇 Beautiful World, Where Are You(早川書房近刊)を刊行した。ダブリン在住。

ノーマル・ピープル

だそうです。

Intermezzoのあらすじの翻訳版です。

世界的現象であるサリー・ルーニーによる、喪失、愛、そして家族、特に「愛」についての感動的な物語。

ピーターとイヴァン・クーベックは兄弟であることを除けば、ほとんど共通点がないように思える。ピーターは30代のダブリンに住む弁護士で、成功し有能で、一見すると無敵のようだ。しかし、父親の死をきっかけに、睡眠薬を服用して眠り、2人の異なる女性との関係をうまく保つのに苦労している。1人は彼の永遠の初恋であるシルヴィア、もう1人は人生を1つの大きな冗談と見なす大学生のナオミだ。

一方、イヴァンは22歳の競技チェスプレイヤーで、いつも自分を社交性に欠けた孤独な存在、口達者な兄とは正反対の人間だと感じている。今、父親を亡くしたばかりの初期の段階で、イヴァンはマーガレットという年上の女性と出会う。彼女もまた波乱の過去から立ち直りつつあり、彼らの人生は急速に、そして強く絡み合っていく。

喪失を抱えた2人の兄弟と彼らの愛する人々にとって、これは新しい幕間であり、欲望、絶望、そして可能性の時期である。それは、1つの人生がどれだけ多くのものを内に抱え込みながらも壊れずにいられるかを見つけるためのチャンスでもある。

この本の1はPeterの場面から始まるのですが、いきなり度肝を抜かれました。

難しすぎて全然スムーズに読めないのです。

ちゃんと文になっていなかったり、語句が羅列してあるだけだったり、会話文の境目がわからなかったり、非常に読みにくんですね。

英語を勉強してきたつもりでもやっぱりまだまだなんだなぁ、と悲しい気持ちになりましたが、我慢して読み進めました。

そもそもSally Rooneyは独特の文体を持っていて、会話文で引用付を使わないことで知られています。

つまり、会話文なのに鍵かっこがない、みたいな文体で書かれています。

だから、より一層どこからどこまでが会話なのかわからなくなります。

最初の方だけ読んだ人は「うわぁ、むず、全然読めない、、、」となるかもしれませんが、2のIvanのシーンになるとずっと読みやすくなるのでそれまで堪えてください。

1は、Peterの精神がやばくなっていることを表すために、わざと変な文体になっているような気がします。

読んでいると、途中で誰が何をしているのかわからなくなるし(これは読解力不足のせいかもしれないけど)異様な雰囲気が伝わってきます。

2になると、Ivanがチェスのイベントに参加するシーンから始まり、そこでMargaretと出会います。

Margaretはそのイベントのコーディネーター的な役で、Ivanの送り迎えとかをしているのですが、10才ほど年上のMargaretのことをIvanが好きになってしまいました。

ただ、Ivanは女性と話をするのに慣れていないようなので、どうすれば分からず狼狽えながらもいろいろな想いを伝えたら、Margaretもキュンとしちゃって、、、

くらいのところまで読みました。

特に2の後半はかなりエロくて良かったです。そのエロさがわかるくらい私の英語も上達したのだと思うと、嬉しくなりました。

ということで、まだ読み途中の洋書が数冊あるのですが、Intermezzoがいい感じに読み進められているので、この流れに乗っていきたいです。

読書の秋ということで、英語の本を読む習慣を今度こそ身につけたいと思います。

興味がある方はぜひ読んでみてください。