早大入試プレの結果と感想文(2024年10月27日)

先日受験した早大入試プレの結果がわかったのでご報告申し上げます。

受検した時の感想文

自己採点結果

  • 英語:96点
  • 国語:72〜82点(記述10点)
  • 世界史:50点

結果はこちら

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ほぼ自己採点通りの結果で、国語の記述は10点中4点いただけました。

文化構想学部でA判定(偏差値69.0)でした。

昨年はC判定でしたが、今年はA判定になって良かったです。

昨年の結果との比較(括弧は偏差値)

  • 英語:84点→96点(75.1→79.7)
  • 国語:69点→75点(51.4→51.0)
  • 世界史:32点→50点(40.9→56.5)
  • 合計:131点→153点(61.8→69.0)

Xに投稿すると多くの高校生に見てもらえるのですが、コメントに「英語なんでこんなにできるのかと思ったらおっさんだった」とありました。

お、おっさんだからといって英語ができるとはかぎらないんだぞ。

おっさんだって、おっさんなりに頑張っているんだぞ。。

ということで、受験勉強をしているおっさんがいても面白いでしょう。多様性の時代ですから。

前回の記述模試でも早稲田の文学部でA判定が出たので、おっさんもワンチャンあるかもしれません。

結果を分析してみてわかったのですが、早稲田の文化構想ってかなりレベル高いんですね。

私文ならやはり早稲田かなと思いますが、私が気になる学科は、文学部、文化構想学部、教育学部の英語英文か複合文化ですね。

興味がある対象は、美術史、美学、哲学、中国思想、外国語教育、中国文学、フランス文学、ロシア文学、翻訳、創作、心理学、経済学、などなど。

最近は、いろんな美術館に行って芸術系にも興味が出てきたし、世界史を学んだら、ストア派とかエピクロス派の哲学にも興味を持ちました。

エピクロスのいう快楽とは、一時的現世的感覚的な快楽ではありません。

 その真逆であって身体的に苦痛を感じることがなく、精神的に不安がない静かな状態でいることです。

 そのような「魂が掻(か)き乱されていない静穏な状態」を、エピクロス派の哲学では「アタラクシア」と呼びました。

 平たく言えば「心の平静」です。

 このようなアタラクシアを実現する人生が幸福である、とエピクロスは考えました。

【出口学長・日本人が最も苦手とする哲学と宗教特別講義】「エピクロスは快楽主義の扉を開いた人」というのは事実ではない!? | 哲学と宗教全史 | ダイヤモンド・オンライン

「魂が掻き乱されていない静穏な状態」が快楽である、って最高ですね。さすがヘレニズム文化です。

あと私は外国語を学ぶのが好きなので、中国語を学び直して中国の文学を読んだり、フランス語やロシア語など新しい外国語に挑戦したりしてみたいです。

夜のお仕事とも関係しますが、教育についても色々興味を持つようになりました。外国語の教育とかおっさんの学び直しとか今後の教育はどうなっていくのか、とか。

やはり大学というところは、18歳くらいで行くにはちょっと早すぎるような気もします。

今大学を目指す高校生で「これを学びたいから大学に行く」という人はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

とりあえず学部はどこでもいいから早慶にいきたい、みたいな高校生が多いのではないかと推測します。

それもよいと思います。

本当に学んでみたいことというのは大人になってしばらく経った後に色々と出てくるものかもしれません。

とはいえ、大人になったらなったで色々忙しくなるし、お金もいろいろかかるから、、、みたいになって、学ぶことが後回しになりがちです。

だからこそ、お金の問題を若いうちにある程度解決しておこう、というのが私のスタンスです。

そして、お金が貯まったら、自分の学びたいこと学び、生きたいように生きる。

これだ。

今までの人生を振り返ると、大学で自分の好きな勉強をしている時が豊かで幸せな時間だったな、とよく思います。

必ずしも大学に行く必要はないのかもしれませんが、今もう一度大学で学んだら、20年前とはまた違った景色が見えるかもしれません。

ということで、いつでもいきたい時に大学に行けるように今は受験勉強を少しずつ進めているところでございます。

ちょうど昨年の早大入試プレをきっかけに今年はさらにたくさんの模試を受けることができました。

今年は私文の3科目だけでしたが、来年は国立大学へも対応できるように苦手な数学の勉強をすることを検討しています。あくまで検討です。

あとは共通テストの理科基礎2科目と情報もやらないといけません。ついでに日本史もやるか。。

国立志望の受験生は大変ですね。

どこまでやるかはまだ決めていませんが、こうして毎年科目を増やしながら勉強をしていけば国立大学への道も開かれるでしょう。

若者たちと違って、私には時間がたっぷりとあります。

モチベーションのアップダウンも激しいのですが、受験勉強を老後の一つの楽しみとして、少しずつ教養をつけていけたらいいなと思うのでした。