ここのところ、私のポートフォリオのダークホース的存在であるPPPが急伸しています。PPPとは何か。
PPP(Penultimate Profit Prospect)とは、ダウの子犬の中で二番目に株価の低い銘柄を指します。私が選定したときはファイザーがPPPで、現時点ではシスコがPPPです。読み方は、ピーピーピーではなく、3P(さんぴー)が正解です。PPPのパフォーマンスを指すときやPPPを購入すること、すなわちPPPPを指す場合は4P(よんぴー)と言います。
この投資戦略もダウの犬投資法 ──プロにも株価指数にも勝つ「単純」戦略の中で採用されていて面白いなと思ったので毎週記録を取り続けています。
なくても困らない資金と、度胸と、鉄壁の規律があるなら、歴史が指針になる限りにおいて、PPP戦略は成功する可能性がある。
ポートフォリオの分散効果が必要でなく、さらに高いリターンを上げつつ、手数料を最低限に抑えたい向きは、PPPを検討してほしい。
では、どの位のリターンになっているのでしょうか。最新状況です。
- Dow:+8.19%
- VOO:+6.97%
- VTI:+6.67%
- PPP:+5.62%
- 個別:+4.97%
個別株を上回りました。ちなみにPPPの先週末のリターンは+0.8%だったので、5%近くリターンが上がっています。一時期全然だめだったのでファイザーに対して最大限の表現で非難してしまいました。ごめんね。この調子で頑張ってください。
みなさんも3Pに興味が出てきたのではないでしょうか。しかし、もしみなさんが4Pするときに選ぶ銘柄は、ファイザーではなくてシスコですから注意してください。
お金と度胸と規律さえあれば、3P戦略は成功する可能性があります。