日経新聞を読んでいたら興味深い投資方法が書いてあったので紹介します。「東証の犬」戦略です。
これは元々ダウの犬戦略に由来しています。
高配当株に投資する手法として有名な「ダウの犬」投資法。ダウ工業株30種平均の構成銘柄から、ある時点で配当利回り上位10銘柄に投資し、1年後に改めて配当利回り上位10銘柄に乗り換えるという投資法だ。
私も若い頃やったことがありましたが、大変な目にあったので泣く泣く止めることにしました。なぜ失敗したかというと、ダウの犬の中にGEと言うやばい株が紛れ込んでいたからです。
ダウの犬の注意点として、配当利回りが高くなっているのは、株価が急落していてヤバくなっているからかもしれないので注意しましょう。本を読むとそのように書いてあった記憶があります。
日本版ダウの犬の銘柄については「東証株価指数(TOPIX)コア30」を使った戦略が紹介されていた記事があったので引用します。
日本株版のダウの犬戦略では、時価総額と流動性が特に高い主力30銘柄で構成する「東証株価指数(TOPIX)コア30」を代替とした。2004年から22年まで毎年のリターンを累積すると、日本株版ではスタート時点から436%に膨れ上がった。同じ期間のTOPIX(配当込み)は162%、TOPIXコア30の残り20銘柄では77%にとどまった。
いかがですか。この銘柄なら投資してもいいかな、と思いますか。
私の経験では、個別株の投資はとても難しいと言う結論に達しました。
確かにこれまでのデータではパフォーマンスが良かったようですが、当然のことながらそれが今後も続く保証はどこにもありません。
いつかは絶対に指数を下回るパフォーマンスを出す時も必ずあり、その時にめちゃくちゃ悲しくて辛い思いをすることでしょう。
それを乗り越えられる精神的タフネスが君にはあるか。
私もGEと言う💩株を抱えていて指数を圧倒的に下回るパフォーマンスを経験したことがあります。
その時には「あぁ、おとなしくS&P500に投資すればよかった、、」と100万回くらい思いました。
個別株をやると投資していない株のことが気になって、クォリティオブライフが暴落する可能性があります。
私はこのような経験を通じて、もう個別株なんてしない、と思うようになり、今に至ります。
それでも東証の犬戦略は、日本の個別株に投資する際に参考になる面白い投資方法です。興味がある方は研究してみてください。