GEにまつわるありそうでありえない話

私はGEを一年前から保有していますが、想像を絶する下落で既に心が壊死しています。そんなGEの値動きが最近怪しいです。

27日の米国株式市場でゼネラル・エレクトリック(GE)が2年ぶりの大幅上昇。資産家ウォーレン・バフェット氏が、苦境に陥っているGEの株式を購入するとの観測が広がった。

ほんのちょっと前まではこんなニュースもありました。

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は26日、米国株式市場の主要指数が軒並み上げる中、下落。一時2.6%安まで下げ、終値ベースではほぼ9年ぶりの低水準となった。先週は8.7%下げていた。

ちなみにダウとGEの比較はこんな感じです。

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最近の値動きは仮想通貨やジャンク株かと思うくらい激しいこともあります。いやビットコインの方が値動きが穏やかなことがあるくらいです。

私はGEを850株保有しています。平均取得価格は21.27USDです。18,080USD分のGE株を購入しているにもかかわらず、今の価値は11,501USDしかありません。つい先日、米国株史上三番目の上げを記録したときも平然と下げていました。もはや他の追随を許さない圧倒的なクソ株の名をほしいままにしています。

なぜそんなクソ株を保有しているのか。

それははGEがダウの子犬銘柄だからです。GEは昨年配当を50%カットというドラスティックな決断しました。これでダウの子犬(高配当銘柄)から外れる=売却を迫られると思っていました。ようやく呪縛から解き放たれると。

しかし、そうはなりませんでした。

GEの配当が半分になった瞬間それを上回るような勢いで株価が急落したため、結果的に配当利回りをキープすることができたのです。

こうしてGEは何事もなかったかのようにダウの子犬に鎮座し、私のポートフォリオに留まり続けました。

そんなGEが最近不安定です。どうやらバフェットがGEを買うかもしれないという噂が広がっているようです。もしバフェットが購入するというのが確定すればGEは急騰するかもしれません。そんなことが起こったらどんなに幸せだろうか。

でもそんなことは起きないだろうと思います。

おそらく今後もGEは下がり続ける、配当を下げてもその分だけ株価が下がるので高配当利回りを維持する。そしてダウ銘柄から排除される。

こうなったら最後の最後までGEを握りしめ、GEとともに生きていきます。GEを握りしめて絶望しているのはあなただけではない。この私もだ。

傷ついた分だけ人はまた強くなれる。

GEを保有していて本当に良かった。そう思える日がきっとくることを信じて、私はまた明日も上を向いて歩いていきます。

Bonne Chance...