クレジットカードを使う一つのメリットはポイントがつくことです。しかし、それがクレジットカードを使う主な理由ではありません。
もちろん、ポイント還元率は高ければ高い方がいいです。
例えば、1万円分の買い物をしたときにポイント還元率が1%なら100円分のポイントがつきます。2%なら200円ら3%なら300円。
私はいつもEdyなどの汎用性の高いポイントに換えて利用しています。
当然ポイント還元率が良い方がいいのですが、このポイントを追求しすぎてもあまり意味はありません。
なぜなら、獲得できるポイントは限られているからです。
例えば、私のように年間500万円のクレジットカードの利用実績があっても5万円分のポイントしかつきません。
恐らくこの半分も使わない人が多いと思うので、大体年間で1~3万円くらいがクレジットカードで得られるポイントの相場ではないでしょうか。
こうなると、ポイント還元率1%ってたいしたことないし、0.X%の差異ってもはや無視できるほど小さいことが分かります。
だから、ポイントの還元率だけでクレジットカードを決めるのはあまり合理的ではないし、利用する目的がポイントだけというのはクレジットカードを使う一番の理由にはならないと思います。
カードを選ぶならそのカードに付帯するサービスとか見た目で選んだ方が合理的です。
例えば、海外旅行によく行く人はプライオリティパスが利用できるクレジットカードを選ぶ、とか、マイルが貯まりやすいとか、コンシェルジュが利用できる、とか、カードが金属製とか、ラグジュアリーという名前が入ってる、とか。
クレジットカードはポイントがつくからお得なのは確かです。ないよりあった方が絶対にいいです。
でもそれは月ベースで言ったら1000~2000円レベルなんですよね。ポイント追求する前に会社の飲み会いくのやめた方が効果的です。
クレジットカードでポイント云々よりも、決済がスムーズとか明細分析できる方がメリットかもしれません。
私なりにクレジットカードを利用(保有)するメリットをまとめてみます
- 支出を可視化できる(家計簿代わり)
- 支出を後送りできる
- 安全(紛失しても対策可能)
- キャッシュ不要
- 空港ラウンジが使える
- コンシェルジュ
お分かりの通り、最後の二つ以外はクレジットカードの基本機能です。というか支出を後送りにする以外はデビットカードでも可能です。
つまり、私がクレジットカードを利用するメリットは支払いの後送りとラウンジやコンシェルジュなどのサービスということになります。
支払いの後送りだって明確なメリットがあるわけではありません。これも数千万円単位の利用があるならメリットと言えますが。。
だから、より生活を便利にしてくれるかとか、カード券面がかっこいいとか、名前がかっこいいとかで選べばいいと思います。
私は今キャッシュレスキャンペーン中で現金を使う機会はかなり減りました。
そうなるとそもそも現金ってなんなんだろう。と思えてきます。
これってよく考えたらただの紙だし。みんな紙を崇拝してるんだな。洗脳されてるんだな。
こわ。となります。
まぁそのうちカードもなくなるかもしれないので、そうなるとなんなんでしょう。
いろんなサービスが付帯した決済手段にお金を払うという感じになるのでしょうか。面白いですね。
何のためにクレジットカードを使うのか、もう一度問いかけ直してみましょう。