私はこれまでずっと確定拠出年金は外国株式100%にしていたのですが、企業型の資格を喪失するのでリターンを確認してみたら面白いことになっていました。
これは前回の記録です。
このときは株が上がっていたのでリターンがとてもよかったのです。
それがこれ
最近がこれね
端から端への大移動です。
驚いたことが二つありました。
- 外国株式100%のボラティリティ
- プラマイゼロの人の多さ
僕の場合は、このお金を取り出すのにあと27年間かかるので今じたばたしていてもしょうがありません。元手も多くないのでインパクト自体小さいです。
GEの暴落に比べれば、生まれたての子猫の鳴き声みたいなもの。
しかし、60歳まであと三か月って時にこうなったらさすがに萎えますね。
もちろんドルコスト平均法で長期間買い続けていたら少しくらいの下落で一気にマイナスということにはならないでしょうが、満期直前で激しい下落に見舞われる可能性は十分にあります。
このことを頭に入れておく必要があります。
3,000万円くらいの小銭だったら半分くらいなくなってもどうってことないや、となっていればいいのですが、これが老後を支える貴重な財源ならば慎重に事を進めるべきです。
セオリー通りに年をとるごとに株式の比率を徐々に下げていくのが賢明です。
今回は投資期間が短いからこれほどの変動幅になったのですが、確定拠出年金の出口戦略について考える良いきっかけとなりました。
もしかしたら確定拠出で投資デビューしていきなり洗礼を浴びて辛い人もいるかもしれませんがこれこそリターンの源泉です。
結局、今リターンが上がっていても今引き出せるわけではありません。たっぷり時間が残されているなら、安く買えてラッキーと思いましょう。
ところで、リターンがプラマイゼロの人が30%位いますが、やはりこれは預金とか債券で運用している人が多いということでしょうね。これ興味深いデータですね。
僕は外国株式100%で拠出を続けます。外国株式というか米国株100%です。楽天証券で楽天VTIを積み立てることにしました。
出口戦略についてはゆっくり考えようと思います。それまで生きているかもわからないので、まずは目先のことを頑張ります。