働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれるを読みました。橘玲氏の新作です。
私は橘玲氏の著書が好きで、自身の投資方針や生き方にも多大なる影響を及ぼしました。自分が知らなかったことを知る機会を提供してくれるという点でとても役に立ちました。
幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (講談社+α文庫)
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: 文庫
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へぇそんな概念やデータや考え方があるのね、知らなかった。
という感じになります。なので興味があるものについては別の本でさらに詳しく勉強することもありました。そういう意味でとても参考にしています。
しかし、人気作家によくあることかもしれませんが、あぁこれは別の本に書いてあったなということがよくあるのは否めません。中にはその同じことの繰り返しに飽きてしまい「もういいや」となってしまった読者もいるでしょう。
ところが働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれるは、当然ほかの本に書いてあることもありますが、最新の社会情勢を踏まえた内容やベストセラーになった本への言及もあったり、新鮮さがありました。
例えば、ベストセラーである遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方に対しての痛烈な批判や専業主婦は2億円損をするを出した時の炎上の話など新鮮な話題だったので、個人的には面白く読めました。
本書では働き方を以下の5つに定義しています。
働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
働き方5.0 機械がすべての仕事を行うユートピア/ディストピア
今の日本は一生懸命1.0から2.0へ改革を進めようとしていますが、世界の潮流で言えばすでにそれは時代遅れで、すでに3.0から4.0へ移行し始めているといいます。
そんな日本でうまく生きていくにはどうすればよいのか。
そのためのヒントが詰まっている本だと思うので興味がある人はぜひ読んでみてください。日本でも徐々に働き方は変わってきていると感じます。
私はBOBOSを目指して、コツコツ頑張っていこうと思います。
リベラルな都市かその郊外に住み、経済的に恵まれているもののブルジョアのような華美な暮らしを軽蔑し、かといってヒッピーのように体制に反抗するわけでもなく、最先端のハイテク技術に囲まれながら自然で素朴なものに最高の価値を見出すとされています。