三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

白色申告が青色申告よりおすすめな人

私は個人事業主として確定申告していますが、白色申告で申請しています。ネットで調べると青色申告が推奨されることの方が多いのですが、本当に青色申告の必要があるのか考えてみましょう。

結論から言うと、赤字の人や利益が少ない人は白色申告で良いと思います。

しかし、赤字の繰り越しや30万円未満の減価償却資産の一括計上をメリットに感じるなら青色にすべきです。

白色申告のメリット

  • 帳簿付けが簡単
  • 申請書不要(青色は青色申告承認書が必要)

中には青色申告の簡易帳簿と白色申告も帳簿付けは大差ないから青色申告の方が良いという人がいます。

しかし、わたしは白色申告の方がやはり簡単だと思います。

ここに必要な情報がまとまっていて便利です。

以下に必要な帳簿を引用します。

青色申告の場合

仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳など

白色申告の場合

収入金額や必要経費を記載した帳簿(法定帳簿)

業務に関して作成した上記以外の帳簿(任意帳簿)

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/kichou03.pdf

明らかに白色申告の方が緩いです。

どうしたらよいか困ったら国税庁の資料(上記など)を参考にしてみてください。

アマゾンでも帳簿が売られていますし、国税庁の見本を参考にエクセルなどで作っても良いです。

帳簿の様式例(事業所得者用)

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/kichou04.pdf

では青色申告のメリットは何でしょうか。

  1. 青色申告特別控除(最高55万円、e-taxとかで65万円)
  2. 家族への給与を経費にできる金額が増やせる
  3. 純損失の繰越し及び繰戻し
  4. 30万円未満の減価償却資産を一括計上

1と2は、利益が出ていないと意味がないので、赤字の人は3がメリットになり、全員にメリットがあるのは4のみです。

私の事業は今のところ真っ赤っかの大赤字なのと、赤字を繰り越すメリットがあまりないので、青色申告メリットは4のみとなります。

減価償却資産について、もう少し解説しておきます。

事業の業務のために必要な建物、機械、車両などの資産は、一般的には時の経過とともにその価値が減っていきます。このような資産を減価償却資産と呼びます。

減価償却資産は、取得した時に一括で計上するのではなく、その資産の使用可能期間に応じて経費とするように決められています。

この使用可能期間を法定耐用年数といい、パソコンなら4年間、のように厳密に決められています。

減価償却資産は、この法定耐用年数で割った金額を毎年経費として計上しなければならないのです。

例えば20万円のパソコンを買ったら、毎年5万円ずつ経費にしていくイメージです。めんくさいですよね。

では、減価償却資産は全て上記の計算をしなければならないのでしょうか。

そこが重要なポイントで、白色か青色かで一括計上できる金額が異なります。

白色なら10万円までなら一括で経費にできます。だから10万円未満にこだわるのです。

エルゴヒューマンプロも10万円未満で買うことにこだわりました。

MacBook Air M1チップも整備済み品で10万円未満で買うことにこだわりました。返品したけど。

これが10万円以上になると法定耐用年数に応じて経費計上しなければいけないのでめんどくさいのです。

しかし、先ほどの30万円未満の減価償却資産の一括計上のメリットは、30万円未満なら特別に一括で計上していいよ、という措置です。

これが地味にメリットがあります。

例えば、仕事用にちょっといいPCが欲しいな、もっといい椅子がほしいな、もっといいスマホがほしいな、とかなると軽く10万円を超えてくるのです。

ガジェットブログとしては、今後も10万円を超えるデバイスの買い物が増えることが想定されます。

だから、30万円未満の一括計上はメリットがあります。

とはいえ、シンプルさを追求する私としては白色申告の簡易さの方がそのメリットを上回ります。

一回青色申告で出したらそれをまた白色に戻すのも大変そうなので、利益がたっぷりと出るようになるまでは白色申告でいくつもりです。

毎年のことではありますが、細かな変更があったり、忘れてしまうことがあったりして大変です。

しかし、このような社会の仕組みをしっておくことは、カモられないために不可欠です。今は関係ない人も勉強しておくことをお勧めします。

最後に個人事業主の税金に関して参考になったご本を紹介して終わりにします。

それではまたお会いしましょう。