物事を長続きさせるコツは、無理しないことです。これは仕事にも当てはまります。
僕にとってサラリーマンをすることは無理の連続だったので辞めました。しかし、その中でこうすればもっと楽に長続きさせられたかもなと思うことを書きます。
- 自分が周りの人よりも得意なことをやる
- 自分がやる気になることをやる
ポイントは周りにいる人と比較して能力とやる気どうなのか、ということです。
この差を付けられる環境に身を置くことが仕事を快適に長続きさせるコツです。
そうすれば周りの人より楽かつ優位に仕事を進めることができるからです。
それによって、あなた仕事の価値が変わってきます。
まず、あなたの能力が周りと比べてどうか。
強みになると思っていても環境によってそれは強みにならないことはよくあります。
例えば、中国人の同僚がたくさんいる職場でいくら中国語の力を高めても、中国人のお客さんと商談するのは中国人がやった方がいいに決まっています。
どんなにあなたの中国語が優れていても中国人を凌駕することは難しいです。
それだったら自分は日本人のメリットを活かせる別の仕事をした方がいいです。もし日本企業なら社内の日本人対応(各種調整)を自分がやるとか。その方が組織として合理的です。最強につまらないけどね。
逆に外国語の能力が求められない職場に配属されれば、少し外国語ができるだけで重宝されることもあります。その方が頼られてやりがいも生まれ、自分の価値を高めることにもつながります。
私も似たような経験があります。
国内で営業をしているときに、そのグループでは中国語がしゃべれる人がいませんでした。しかし、たまたまお客さんに中国出身の方が何人かいらっしゃって、少し中国語を喋ったら、私のことをすぐに覚えてくれて商談がスムーズに運ぶことがあったのです。
これを自分の状況に当てはめてみるとよいと思います。
今の職場で周りの人より得意なことはなんだろうか。
エクセルができるとか、資料作りがうまいとか、暗記が得意とか、何かしら得意なことがあると思います。それを強みにできる環境に身を置くことが、仕事を快適に進めるうえで大事です。
単純に自分の強みを仕事に活かしたいと考えるのはいいですが、大事なのは、その能力がその職場で際立つものか。その位置づけによって、仕事の辛さが変わってきます。
次に、やる気が出る仕事かどうか。
仕事の中にはいろいろあってめんどくさいものが大半だと思いますが、一つか二つはほかの仕事よりも前向きに取り組めるものがあるでしょう。
それは数字を使った細かい仕事かもしれませんし、プレゼンかもしれないし、接待かもしれません。
特に大事なのは、周りの人があまりやりたくないけど、自分は前向きに取り組める仕事があるかどうかです。これも先ほどと同じように周りと比較して、自分がやる気になれる仕事があると強いです。そこで周りと差がつくからです。
やはり物事を継続するうえで自分のモチベーションは大事です。
やっているだけで精神がすり減ってしまうような仕事は長続きしませんし、たとえできてもどこかでその代償を負うことになります。だから、気が進む仕事を自分で認識し、それができる環境に身を置くことも大事ではないでしょうか。
以上のように、私が考える仕事を快適に長続きさせるコツは、自分の能力が際立つ環境を選び、そして、気が進む仕事をすることです。
そうすれば人より少ない労力であなたの仕事の価値を高めることができ、快適に仕事を進めることができるようになるでしょう。