米国株投資家は国民年金の前納を利用すべきか

会社員だとあまり認識することはないですが、国民年金は前納による割引があります。これが本当にメリットがあるかどうかはよく考えてみる必要があります。

2019年5月7日に更新された情報です。

2年間で口座振替は15,760円、現金及びクレジットカードは14,520円の割引です。

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口座振替と現金及びクレジットカードで割引額が違うのですが、口座振替の割引額は年利4%の複利現価法によって計算した額となっています。

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国民年金前納割引制度(口座振替 前納)|日本年金機構より転載

要は、複利4%で運用するのと同じという解説がほかのブログなどで書かれてましたが、私の脳みそでは、考えれば考えるほどわからなくなりました。

ちゃんとこの仕組みを検証したい方は、複利原価法を勉強してみてください。そしてわかりやすく教えてください。

年利4%の複利運用してくれるのであれば、正直結構いいなと思います。

クレジットカードの方が割引額が少ないですが、ポイントがもらえるならそんなに変わらないのかなと思います。

 

問題は、米国株投資家がこの複利4%をどう思うかです。

おそらく米国インデックスファンドに賭けている人は長期的に見てその利回りが年利6~7%になると本やブログで読んだことがあるはずです。

それを信じているからこそ米国株に投資をしているのではないでしょうか。

そうだとすれば、国民年金前納する分を楽天VTIにでも投資しておいた方が利回りは理論上よくなります。

もちろん短期的にはどうなるか分かりません。

しかし、私の場合あと30年近く支払いを続けることになるので、そのくらいの長期間であれば利回り4%を凌ぐ可能性は十分あるでしょう。

確かに前納は得ですが、長期的に見てそれよりも得なものがあるかどうか。それを信じるかどうかで前納を利用すべきかを決めるべきですね。