会社を辞めた後で残るものがどのくらいあるか。
金融資産とかはもちろんそうですが、それ以外にもあると思います。
会社を辞めて気づいたことは、会社にいようがいまいが自分に残るものをできる限り多く作っておくことが大切だと思いました。
確かに会社の看板を背負っていることでできることはたくさんあります。
例えば、個人では絶対にアクセスできない企業やその人たちと会うことができるかもしれません。
また、出張や出向でいろいろな場所に行くこともできます。
自分の意に沿わない場所に行かされることもあるかもしれませんが、その経験もいつか活きるときがくるはずです。
顧客との接待だって自分の見聞を広めるのに役にたつこともあるでしょう。
このような経験をちゃんと自分のものにしておくと、自力で生きていくことになったときに役に立つことがあります。
もちろん機密情報とか会社のリソースを辞めた後も利用するということではありません。
会社での様々な経験を自分の資産として蓄積していくということです。
例えば、業務を通じて得た専門知識、海外の顧客との商談を通じて得た語学能力、中国式カラオケで鍛えた歌唱力、その他人間関係などなど。
会社から出たらすべてリセットされてしまうような経験や知識しかなかったら万が一のことがあったときにつらいです。
そういう意味では、会社でも会社以外でも幅広くいろんなことをやっておくことは大切です。
会社を辞めても中国語の歌を歌えるし、自分のブログもあるし、マラソンも走れる。
こういうものを日頃からコツコツと作っておくことが大切だなと改めて思いました。
いずれも会社がきっかけで始めたものですが、それが今では貴重な資産となっています。
必ずしも金銭を与えてくれるものではありませんが、人生においてポジティブなものを私に与えてくれるのです。
そしてこれらは私がどこにいようと、何をしていてもついてきてくれます。
ほんの少しでもいいのでこのような資産を積み上げる活動を続けていきたいですね。