35歳はおじさんだと思う。35歳よりも年上のおじさんやおばさんがこのブログを読んでいたら申し訳ない。しかし、僕は最近間違いなく若返った。若いおじさんは、このブログのテーマである。
若返ったと思う理由は、自分が大学生や20代前半位だと見られることが多くなったからだ。
まぐれではない。
実力である。
ケンブリッジ英検の面接では、パートナーの方から「学生さんですか?」と言われたことがあるし、ボランティアの際には「社会人経験を積めば、この不条理が分かるようになるよ」と言われた。
サラリーマンを10年以上経験した35歳ではあるが、見た目はそこそこ若く見えるようだ。
いや、若くなったというのが正しい。
ひと昔前までは実際の年よりも老けて見えることが多かった。
元々落ち着いた性格だったのと、見た目も年を取ったオーラがあったらしい。
会社の先輩と顧客訪問に行った際も私の方が先に名刺を渡されたこともある。それは先輩よりも役職が上に見えることを意味する。
これまでの人生を振り返ると、30歳位の時に見た目年齢のピークを迎え、最近は少し若返り傾向にあるようだ。
このまま大学生になってもちょっと老けた大学生位で通したいものである。
さすがにそれは無理か。
僕が若返った理由は、適度な運動と規則正しい生活にあると考えている。
要は、サラリーマン生活を辞めたからだ。
会社を辞めてから運動する機会が増えて、今の体重は高校生の頃とほぼ同じである。持久力は過去最高レベルに達し、懸垂もたくさんできるようになった。
高校の友達と会っても、牛は全然変わってないな。とよく言われる。実際に体型は18年前から変わっていない。
睡眠時間を十分に取り、規則正しい生活を送っているおかげか肌もつやつやになった。
私は肌が弱い方なので、不規則な生活やストレスを抱えるとすぐに肌荒れを起こす。顔にブツブツができて、赤くなってかゆくなる。会社員時代は慢性的にそうなっていた。
それが老け顔に見えた一つの原因かもしれない。
今は当時よりも顔が二回りほど小さくなり、肌はつやつや、そして歯もツルツルだ。
おそらくこれらの複数要因がシナジー効果をもたらし、加齢をオフセットいや若干マイナスの方向に押しやって、少し若返ったような印象を人々に与えているのだと思う。
十分な睡眠、適切な運動、バランスの取れた食事、ストレスのない生活。
これらが僕を若返らせた。
いや生き返らせた。
会社員というステータスを失ったのは、とても大きな喪失であった。
しかし、代わりに得るものもたくさんあった。
その一つは若返り効果だ。
見た目以上に精神年齢はさらに若返って赤ちゃんレベルになってしまった気もする。
おじさんやおばさんが若く見えるのは良いことだ。
今の生活は自分に向いているのだろう。
何がが自分にとって大切なのか、もう一度考えてみよう。
自分が大切だと思うものを勇気を出して選んでよかったと思っている。
歳を取ってもいろんな意味で若いおじさんを目指して生きて行きたい。