やりたくもない仕事を続けなければならない理由は、その収入がないと困るから、だと思います。だから、収入がなくなっても困らない状態を作ることが大切です。
やはり働くことは辛いです。
社会人の多くは生きている時間のほとんどを仕事に使っているはずです。
朝早く起きて、電車に乗って、意味のわからないなことを毎日やる。
面白くないことをするからこそ、お金がもらえるチャンスが私たちにも回ってくるわけです。
少し自分を抑えて、他人に従って、面倒なこと、疲れること、意味の分からないことを、「しかたがないな」と思ってやると、それなりに金がもらえる。そういう機会があることは、非常にありがたいことだと思う。
これはある意味その通りですね。
だから、お金の問題を早急に解決しなければ、面倒なこと、疲れること、意味の分からないことを、「しかたがないな」と思ってやり続ける人生を送ることになります。
これはちょっと残念です。
だから私は、一生懸命お金を貯めて、資産運用でお金を増やそうと決めました。
一定期間働かなくても生きていけるお金を作れば、いつでも仕事を辞められると思ったからです。
そして、面倒ではなく、疲れずに、意味の分かる仕事に時間を使えるようになります。
この状態になると心身ともに健やかになります。
どうも仕事のやる気が出ない、そもそもこんな仕事を続けていていいのだろうか、というか、しばらく仕事をしておらず、この先どうすればいいのか悩んでいる。
という方は本書を読むと少し気が楽になるかもしれません。
本書の内容を簡単に言えば、「今の仕事に勢いを持てなくても全く大丈夫、それ普通だし、そもそも私たちは働くために生きているわけではありません」です。
仕事なんて無理してしない方がいいんです。
そもそも就職しなければならない、というのも幻想だ。人は働くために生まれてきたのではない。どちらかというと、働かない方が良い状態だ。働かない方が楽しいし、疲れないし、健康的だ。あらゆる面において、働かない方が人間的だといえる。ただ、一点だけ、お金が稼げないという問題があるだけである。
したがって、もし一生食うに困らない金が既にあるならば、働く必要などない。もちろん、働いても良い。それは趣味と同じだ。働くことが楽しいと思う人は働けばよい。それだけの話である。こんなことは当たり前だろう。
痛快ですね。私も全くこの考えに賛成です。
言い換えれば、作家の森博嗣さんもお金の問題さえ解決できれば、働く必要なんてない、となります。
もちろん、仕事を辞めなくてもいいのですが、いつでも辞められるという状態を作っておくことが大切です。要は、選択肢を持つということです。
特に私はこの状態が心身を健やかに保つのに役に立ちました。
だから、辞めても当分は困らないだけのお金を貯めておくことが大切なのです。
こう考えるとお金を貯めたり、お金を増やしたりするモチベーションが上がりませんか?
私は上がりました。
将来、生きるのに最低限の時間だけ働いて、あとは自分が好きなように生きられたら楽しいだろうな。。
こんなことを想像するだけで漏らしそうになったくらいです。
一生食うのに困らない分まで貯める必要はありません。
しばらく働かなくてもいいや、、位のお金があればいいのです。もちろんその位のお金を貯めるのも簡単ではありませんが、それなら意外と貯められるものです。
大事なことは、できる限りストレスを貯めずに、心身共に健康に、ハッピーに生きることです。
自分の適性を見極め、今の働き方が合ってなさそうだったら、ちょっと別のやり方を試してみてもいいでしょう。
勇気はいるけど、それが正しいかも分からないけど、学ぶことは必ずあると思っています。
ストレスを溜めるくらいなら、あっさりと辞めてしまい、少しの間仕事をせず、ゆっくりと考えることも悪くないと思う。ぶらぶらと世間を眺めて生きるのも普通はなかなかできない経験で面白いだろう。なにしろ子供の時からずっとそんな立場になったことはないはずだ。いつも、スケジュールとノルマに追われる生活だっただろう。だから、のんびり時間を過ごすのも良いと思う。
ということで、お金を増やす目的は、人生の自由度を上げることにあり、やりたくないことをできるかぎりやらずに済むためにもお金は必要だと思いました。
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