豊かな老後を生きる3つのステップ

日経新聞を読んでいたら、橘玲先生による自由な人生づくりに関する講義があったので紹介させていただきます。

私が今のライフスタイルにたどり着いたのは橘先生のおかげで、私の幸福度を著しく向上させてくれたので大変に感謝しています。

今回の記事では特に目新しいことはありませんでしたが、言われていることを肝に命じて、常に自分のライフスタイルを修正する必要があります。

結論から言うと、豊かな老後を生きる3つのステップは以下の通りです。

  1. 専門性を活かしてできる限り長く働く
  2. 時間を味方に資産をつくる
  3. 経済的自立に到達、好きな仕事を通して人間関係を維持

橘玲さん「自由な人生づくり 生涯現役と投資が両輪」: 日本経済新聞

ちょっと前からFIREが流行り始めましたが、FIREするのはとても難しいです。

特にFIの部分が難しいのですが、多くの人はFIする前にREだけしていてそれはFIREではなくて、REだろ、と言うツッコミをしたのは以前に書いた通りです。

もちろん私もただのREです。

しかし、現代のサラリーパースンは、たいして上がらない給料に加えて、ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事に翻弄されており、激務で体調を崩してしまう方も少なくありません。

自分の時間の大半が仕事に取られてしまうのはやっぱりおかしいし、それで体調を崩してしまうのは本末転倒です。

なぜそんなことをしなければならないのか。

その理由の一つはお金です。

だから、生活がすぐには詰まないレベルのお金をまずは作ってしまうのが大切です。

お金をある一定水準まで作ったらあとはスローダウンして生きる

これが今私が実践しているライフスタイルであり、この生き方は橘先生から学びました。

先生がよく言われているのは、仕事は長く続けることが大切だ。と言うことです。

現代の市場経済では、最も効果的に自己実現する方法は、働くことです。人とのつながりもできるし、顧客や取引先から感謝されれば自己肯定感も得られる。人的資本はお金を稼ぐ源泉だけでなく、社会的評価を得るための源泉でもあります。

橘玲さん「自由な人生づくり 生涯現役と投資が両輪」: 日本経済新聞

もちろん、これはずっとサラリーパースンを続けなさいと言うことではなく、自分の専門性が活かせる仕事で好きな仕事をしなさい、と言う意味です。

今のうちにそういうスキルや経験をコツコツ積み上げておけば、会社に所属しなくても自分の好きな仕事で長く働くことができるかもしれません。

しかし、私個人としては、もう会社で働くのは無理です。

私は会社で働けないDNAを持っているので仕方ありません。そこは諦めました。

もし働くとしたらパートタイマーで、朝はゆっくり眠れて、自分の裁量で仕事ができて、自分がやってて苦にならないものをやります。

そんな仕事あるんか。

もちろん、そんなわがままを行ったら多くの収入は得られないでしょう。

しかし、それでもいいように、若いうちにある程度資産を作っておいたわけでございます。

お金の心配をそれほどせず、自分の好きなアルバイトを適量できたら生活の質はかなり向上します。

ではいくらくらいお金を貯めれば良いのでしょうか。

橘先生は資産額についても目安を提示してくれています。

60歳時点で1億円というのは明らかに過大で、年齢とともに消費機会は減っていきますから、使い切れないお金が貯まっていくだけになってしまう。かなり余裕を見ても、5000万円の金融資産があれば十分でしょう。

橘玲さん「自由な人生づくり 生涯現役と投資が両輪」: 日本経済新聞

私も5,000万円くらいあれば独りなら余裕なのではないかと思っています。

それに自分の得意な仕事や好きな仕事でお小遣いを稼ぎ、社会の時流に乗りながらライフスタイルを最適化させていく。

これが理想的な生き方です。

ということで、まとめるとこのようになります。

若いうちに一生懸命働いて貯めたお金を投資に回しつつ、自分の専門性を活かした仕事や好きな仕事でストレスを減らして気楽に長く働きましょう。