2020年度の大学入試に英検とかの外部試験を導入することになっているのですが、TOEICが撤退したというニュースです。
能力テスト「TOEIC」を日本で運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC、東京・千代田)は2日、2020年度から始まる大学入学共通テストへの参加申し込みを取り下げたと発表した。
IIBCは「受験申し込みから実施運営、結果提供までの処理が想定していたより複雑で、責任をもって対応を進めることが困難だと判断した」と説明している。
今のうちに英検とTOEICのコンテンツを増やして、当ブログへの高校生の流入を図り、ファイナンスリテラシーの向上を目論んでいた私としては残念です。
TOEICはリスニングとリーディングの「L&R」、スピーキングとライティングの「S&W」を別々に実施する形態を予定していた。
私は大学入試よりも英検とかTOEIC(4技能)の方がはるかに良いという考えです。
大学入試の時が英語力マックスという学生が多すぎると感じていますが、そのパッションをTOEICとかにぶつけたら結構成果出ると思います。
君たち、その勢いであと4年間くらい英語勉強してたらとてつもないことになってるよ、といつも心の中で思っていました。
でもそういう学生は少なかったおかげで、僕みたいな凡庸な学生が有利になったのでよかったです。
どうせ4年後の就活でもまたTOEICを出せとかいう企業もあるだろうし、それだったら高校生のうちから勉強しておいた方が合理的です。
そうすれば、おのずとTOEICの平均点も上がっていくだろうし、英語のレベルも今よりずっとマシになると考えています。
だから、TOEICの撤退は残念です。
まぁいろいろめんどくさくなっちゃったんでしょうね。問題はおそらくスピーキングとライティングかな。キャパが一気に足りなくなるでしょうからね。
となると、やはりメインは英検となりそうです。
私はそういう社会情勢を見越して、英検のコンテンツをしこしこ作ってきました。
英検の教材と見せつつ、それを熟読し、完璧にこなすと、ファイナンスリテラシーも身につくというコンテンツを目指します。
語彙や長文はすべてインデックス投資のバイブルから引用し、英作文はパッシブ運用とアクティブ運用のメリット、デメリットを論じさせる。
そして豊富な推薦図書を提示し、さらなる自主学習を促すのです。

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これこそ本来あるべき姿というか、こういうところに英語学習の意義があると思います。引き続き状況をウォッチしていきたいと思います。