先日、久しぶりに日本株を買いました。ソフトバンクグループです。株価に影響を及ぼしそうなニュースが最近いくつかあったのでメモしておきます。
主に以下の3つのニュースでしょうか。
これを見るだけでなんだかかなりすごそうな感じがしますね。
孫正義会長兼社長は「私はAI革命の指揮者になりたい」と言いました。
私はそのオーケストラが奏でる音楽が聴きたいと思い、入場券を買ったのです。
スプリント・Tモバイル合併承認へ
米携帯通信4位スプリントと、同3位TモバイルUSの合併を週内にも承認する見通しとなった。
ソフトバンクGの出資比率は84%から27%に下がり、子会社から持ち分法適用会社となる。13年に買収したが、4兆円強の有利子負債を抱え苦戦していた。合併でスプリントの経営基盤を強固にし、保有株の価値が目減りするリスクも抑える。
ウィーワークのIPO
「シェアオフィス大手『ウィーワーク』を運営するウィーカンパニーが米株式市場に9月にも新規株式公開(IPO)を計画していることがわかった」と報じた。SBGは傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」を通じてウィーカンパニーに出資しており、上場による株式評価益拡大の思惑が広がった。
最近は傘下の米携帯通信スプリントとTモバイルUSの合併期待を背景に買われ、4日間の上昇率は約14%に達した。
ビジョンファンド2号立ち上げ
「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の2号ファンドを設ける方針を固めた。米アップルなど十数社から出資を取り付け、運用規模は1080億ドル(約12兆円)となる。人工知能(AI)関連企業に投資する。世界のベンチャーキャピタルの年間の資金調達額8.6兆円を大幅に上回る資金を運用することになり、投資先の開拓が課題になる。
ソフトバンクGは「投資会社」への脱皮を進めている。2019年3月期の連結営業利益2兆3539億円のうち、ファンド事業は1兆2566億円と過半を超えた。18年3月期の3030億円の4倍となった。第2号ファンドが投資活動を始めれば、収益面のファンド事業の依存もさらに高まる。
前回記事にも書きましたが、今のソフトバンクのポートフォリオは以下の通りです。
ただし、スプリントの合併がこのままうまくいくとこの配分が減って、もうしばらくするとビジョンファンドがどんどん大きくなっていくということでよろしいでしょうか。
スプリントが抱えている負債が減ることがいいみたいですね。
そして、アリババは、魔法のランプ。
馬雲氏がジーニーの如く、孫会長の願いを叶え、必要なお金をソフトバンクに提供してくれる構図です。なんだかすごいことになりそうなんですが、どうなんでしょうね。
ビジョンファンドの投資先を担保にお金を借りて、また新たな会社に投資をするようです。まさに次のアリババ的な感じでしょうか。
ビジョン・ファンドの三大投資先である米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ、業務用チャットアプリの米スラック・テクノロジーズ、がん遺伝子検査会社の米ガーダントヘルスの株式を担保として、銀行から45億ドルを借り入れる計画だ。
もう来年位にはソフトバンクグループが日本一の利益をたたき出す会社になっていることはほぼ確実な気がします。
もちろんリスクもありそうですが、日本の会社で数少ないビッグビジョン(大ぼら)を持っているソフトバンクグループに賭けてみたいと思いました。