メルペイスマート払いの上限額が上がる理由

メルペイスマート払いの上限額が毎月上がります。なぜ毎月上限額が上がるのか気になったので調べてみました。

2019年9月時点で20万円まで上がっています。

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過去の実績はこちら

この「あと払い」ってどういう仕組みかというと、今月に使った分を来月末までにまとめて払えるシステムです。

要は、つけ払い、借金ですね。その上限額が20万円になったというお話です。

この「あと払い」の手数料が300円かかりますが、メルペイ残高で支払をすると、その手数料がかかりません。(やったことないけどコンビニ支払い?とかにすると手数料がかかるらしい)

 

だから、普通に銀行からチャージしてメルペイで決済すれば、手数料がかかりません。

ただでお金を借りられます。

このため、消費者金融とかで借りるよりは得だよね、って話ですが、だったらクレジットカードでいいよね、となります。

しかし、どのようにこの「あと払い」の上限額を設定しているのか気になったので調べてみました。

メルペイ後払いの利用可能額はユーザーによって変わる。判断基準はフリマアプリ「メルカリ」の利用実績だ。「メルカリで商品を売買するときに発送期限を守っているか」「購入を検討しているユーザーからの質問に適切に返答しているか」といったデータから、そのユーザーがどの程度約束を守れるのかを判断し、メルペイあと払いでの利用限度額を設定している。

「メルペイあと払い」限度額はメルカリの“使い方”で判断 勤続年数や年収ではなく「どれだけ約束が守れるか」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

だそうです。

私はメルカリで本とか、パソコンとか、スマホ、ランニングシューズとか結構売っていて信用を積み上げているんですね。

ちゃんと質問には即レス、受注後は即コンビニに駆け込んで発送しています。

たぶんそれが「あと払い」上限額の怒涛の上昇につながっているんだと思います。

扱う商品にもよりますが、ポイントさえ押さえておけば、メルカリで悪い評価付けられることはありません。

この地道に信用を積み上げることが大切ですね。

何がよいかというと、上記で述べた通り、本以外にもスマホとかパソコンとかランニングシューズとかなんでも売れるようになるんです。

実績がない人から中古のランニングシューズを購入するのは少し勇気がいることでしょう。

また、スマホやPCなどの高額な商品も信用できる人から買いたいはずです。

やはりみなさんは結構出品者としての実績を見ているんだなと思いました。

だから信用が高ければ高いほど、自分の所持品が資産化しやすくなるし、高値もつく。

そういう社会になりました。

 

同値だったら実績がある出品者から買った方が安心だし、高額商品ならなおさらです。

少し位高額でも信用が高い人から買うという人もいるかもしれません。

このメルペイのあと払いシステムは、使いどころが分かりませんが、その取り組み自体はとても素敵だと思います。

同じ記事からメルペイ社の山本真人執行役員のコメントを引用します。

メルペイ社の山本真人執行役員は「既存の信用サービスを受けられなくても、信用できない人というわけではないと思う。信用を見える化して、クレジットカードが利用できないユーザーにもあと払いの利便性を体験して欲しい」と話した。

「メルペイあと払い」限度額はメルカリの“使い方”で判断 勤続年数や年収ではなく「どれだけ約束が守れるか」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

これは確かにその通りだと思いました。

会社に勤めていないとかで、信用が下がってしまう社会はちょっと生きにくい。

信用ならない会社員なんてめちゃくちゃいるのにさ。

このメルペイの仕組みのように、別の枠組みで人の信用を測ることができるようになればいいなと思いました。