メルペイスマート払いの上限額が45万円になった

2022年10月1日付けでメルペイスマート払いの上限額が45万円となりましたのでご報告申し上げます。

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メルペイスマート払いとは、今月に購入した代金を翌月にまとめて支払えるサービスです。メルカリでのお買い物や、メルカリ以外のWebサービス、ネットでのお買い物およびコンビニなど全国のメルペイが使えるお店でのお支払いにご利用いただけます。

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今までずっと30万円が上限だったのですが、2022年8月から5万円ずつ毎月1日に上がっていっています。2022年8月に何かの上限が撤廃されたのかと思っていましたがその通りだったようです。

AI与信なるものをご存知でしょうか。

メルペイは改正割賦販売法に基づくAI与信で国の1号認定を受け、8月に貸付額を最大30万円から50万円に引き上げた。

信用情報機関の情報を使わずにAIを使って信用調査をする時代がやってきました。

メルカリは取引の行動データを見て、その人の信用力を調査しているようです。

通常の小売店やカード会社と異なり、メルカリは個人が「買う」だけでなく「売る」際のデータも持つ。例えば中古品を出品すると、購入検討者からの質問にメッセージで回答する。購入が決まるとお礼や発送通知でメッセージのやりとりが発生し、「2~3日以内」など、事前に約束した期限内に商品を送る。「見知らぬ人との約束事を守れるか」などの履行能力が測られることになる。

プロダクト責任者の鍛哲史氏は「総じて『丁寧な取引』をする人ほど信用力は高くなる」と話す。信用情報機関のデータでスコアが低くても、メルカリの行動データだと「返済能力あり」と判断するケースも多く、鍛氏は「(誰もがサービスを受けられる)金融包摂につながっている」と言う。

LINEなど、行動データから信用力分析 融資判断に活用: 日本経済新聞

このように、誠実な取引を心がけ、確実に信用を積み上げていけばメルペイスマート払いの上限額を高めていけることがわかりました。この記事によるとその上限は50万円のようです。

メルカリの取引一つとってみても、その人の信用力が反映されるというわけですね。本当にその通りだと思いました。

LINEも同じような取り組みをしています。

LINEの場合、約9200万人が日常的に使う対話アプリのデータが武器になる。どんな相手とどれくらいの頻度でやり取りしたのか、「友だち」の増減、広告のクリック率、スタンプ購入歴や決済履歴などデータは膨大だ。これらのデータと貸し倒れ実績などから、AIが1000点満点の「LINEスコア」をはじき出す。「通信の秘密」にあたるため個々のメッセージ内容は見られず、算出前に個別の同意を取る仕組みだ。

LINEなど、行動データから信用力分析 融資判断に活用: 日本経済新聞

結構えぐいですね。私はLINEする友達が全然いないし、全く活用していないので、信用は低いでしょう。逆に高くなったりして。

このような信用力をぜひ家を借りる時やその他手続きに使えるようになるといいですね。

特に私のようにすでに会社勤めに終止符を打った人は家を借りるときに信用力がなくて困ることがありました。

メルペイとかLINEの信用スコアを見せてその人の信用力を測れる世の中になったら大変に便利です。

例えば信用ランクとか作っていただいて、それに応じたメリットとかも用意する。もちろん限界はあるとは思いますが、その方が良い世界になりそうな気もします。

会社員も信用できるとは思いますが、それ以外にも信用できる人はたくさんいます。ぜひAIの力を駆使して会社員以外の信用を別の形で示せるようにできるといいですね。

AI与信にとても興味があるのでこれからも研究を続けていきます。