詳説世界史の英語版が出ていたので買ってみた

英語でいろいろ勉強してみたいなと思っていたところに面白そうな本を発見したので買ってみました。山川出版社の詳説世界史の英語版です。

英文 詳説世界史 WORLD HISTORY for High School

英文 詳説世界史 WORLD HISTORY for High School

 

カラーで写真とかもきれいだし、いつでも博物館にいる感を味わえます。ただし、売り切れなのか、アマゾンでは定価で売られていません。

近くの大きめの本屋で探してみることをお勧めします。定価は2,700円(税別)です。

もちろん、詳説世界史Bに準拠しているようなので、英語で理解できない時は日本語版を参照してみるのもいいかもしれません。

英語の難易度はそこそこ高く、最低でも英検準1級以上は必要です。また、世界史をある程度真面目に勉強したことがない人も厳しいと思います。(強い意志があれば別ですが)

私は大学受験は世界史選択でそれなりに勉強したのですが、15年位は経過しているのでほとんど忘れてしまっています。

せっかくですから世界史を勉強しなおすついでに、英語でインプットしてみようと思いました。それには最適なテキストです。

 

今まで思っていたんですよね、マルクス=アウレリウス=アントニヌスって言えても、世界の教養人には、何言ってるか全然分からないだろうな、、と。

でも調べたら、まぁほぼそのままだったから通じそうだけどね。

もちろん、すべての歴史をその言語でやるなんて不可能だけど、せめて英語で知っておきたいよね、グローバルで活躍するなら。。よくわからんけど。

私の座右の書「自省録 (岩波文庫)」なんかは、英語だとメディテーションというらしい。

Meditations

Meditations

  • 作者: Emperor Of Rome Marcus Aurelius,Meric Casaubon
  • 出版社/メーカー: Independently published
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: ペーパーバック
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私の好きな個所を引用しておきましょう。

人は田舎や海岸や山に引きこもる場所を求める。君もまたそうした所に熱烈にあこがれる習癖がある。しかし、これは皆極めて凡俗な考え方だ。というのも君はいつでも好きな時に自分自身の内に引きこもることができるのである。実際にいかなる所といえども、自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠れ家を見出すことはできないだろう。

自省録 (岩波文庫)

マルクスいいこと言うじゃねえか。

中国史とかもたまりませんね。

全部ピンイン(フリガナ)で書かれているからです。隋はSui、唐はTangとか書かれていて、中国語をある程度知っている人にはたまりません。

Yang Gui Fei?え、だれ、だれ、、あっ楊貴妃だ!!となります。

これがとてつもなく楽しいです。

カール4世、とかカール系の偉い人たちはみんなCharlesだったのね。とか。

で、もちろん全然何のことか分からないこともありますが、巻末にインデックスがついていて、英語→日本語、日本語→英語があります。これ読むだけでも面白い。

ということで、英語+αの勉強として日々少しずつ読み進めていこうと思います。

高校生の時より時事の知識はついていると思うので、当時より勉強は進めやすいと思っていますがどうでしょうか。新たな発見があることでしょう。

もし興味がある方はぜひ本屋で手に取ってみることをおすすめします。

英文 詳説世界史 WORLD HISTORY for High School

英文 詳説世界史 WORLD HISTORY for High School