大学入試の英語民間試験が延期されても英検は有効

新たな大学入試に導入される英語の民間試験が来年4月の実施を見送ることになったようです。これで英語の外部試験は不要と思う人がたくさんいると思いますが、それは間違っています。

萩生田大臣の「身の丈にあわせて」という発言が問題となった新たな大学入試に導入される英語の民間試験。文部科学省は、予定していた来年4月からの実施を見送る方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。

このニュースを見ると、来年度の大学受験生は外部試験を受ける必要がないと思う人がいるかもしれませんが、それは違います。

なぜなら既に多くの私立大学が英語の外部試験を独自の大学入試に利用しているからです。

つまり、今でも英検を受ける意義は大アリです。

このニュースで注意しなければならないのは「大学入学共通テスト」に利用されなくなることだけです。私大の入試には、既に外部試験が利用されている入試方式があり、それには何の影響もありません。

以前記事にもしました。

 

簡単に言うと、英検2級を取っておけば、MARCHクラスで英語免除扱いになったり、得点換算してくれたりします。これは今年度でもそうです。

だから、さっさと英検2級を取っておいて他の科目に集中したり、準1級を狙って入試を有利に進めたり、身の丈に合わせて、様々な選択を検討することができます。

個人的には外部試験が導入されないのは、ちょっと残念でした。これが利用できればもう少し受験生の負担を減らせたかもしれないからです。

ですから、今の高校2年生はくれぐれも勘違いしないでください。

まぁ高校2年生でこのブログを見ていたら、その心配は必要ないと思いますがね、、笑

確かに受験料は英検2級で6,500円とお金がかかりますが、それに見合うメリットはあると考えています。

どうか今の高校二年生は、英検2級を目指して英検を受け続けてください。

グッドラック