恒例行事になった英検1級を受験した感想速報をお届けします。2時間以上の長丁場で終盤は意識を保つのが精一杯でした。
前回の感想と結果はこちら
最近のテーマは、普通に生きていても英検1級にいつでも受かる、です。
この方針にしたがい、試験前だからといってそこまで一生懸命勉強はしないことにしました。
というか、しようと思っていてもなかなかできなかったんです。
だから、ほぼいきなり本番、みたいな。
それで試験結果を見て、うまくいったとこ、うまくいかなかったとこを振り返り、それらを日々の生活で補強するというサステイナブル戦略を採用することにしました。
いいね!と思ったら、マネしてもいいですよ。
ということで簡単に振り返ります。
今回の時間配分は、大問1で12分、大問2、3で50分、大問4で38分位でした。
大問1
20/25位ですかね。
ちょっといつもよりむずい感がなくもないけど、自分の語彙力があれだから何とも言えません。
多分5問くらい落としました。見たことあるけど、意味忘れた。という単語が結構あって机の上で崩れ落ちてました。
incrementalは増える系の意味だと思ったんだけど、天候が厳しいという意味のinclementともごちゃまぜになってパニックになりました。整理しておきましょう。
- increment: 増大
- incremental: 定期的に増加する
- inclement: (天候が)厳しい、厳寒の
あと意味が分からなくて失点につながったと思われる語彙たち。
- cohort: 仲間
- clout: 権威、影響力
- emulate: 見習う、競う、に匹敵する
- budge: (意見・態度などを)変える
- ruefully: 悔やんでいる
- poignant: 胸を打つ
- nebulous: 漠然とした
poignantはなぜかネガティブなイメージになっちゃうんですよね。なんか毒っぽい。
熟語は奇跡の全問正解の可能性があります。
勘が冴えました。
どうしたら実力で熟語の点が取れるか教えてください。
大問2
自信ありませんが、私の選択肢を以下に示しておきます。
Ancient Work Force
(26) 3 (27) 3 (28) 2
意味は大体取れたけど、正解しているかどうかはアナザーストーリーですね。
(26) で悩んだのですが、"bound all these disparate areas... into a whole" が根拠っぽいかなという気がしました。
Language Diversity
(29) 4 (30) 4 (31) 4
全部4になっちゃって、あぁなんかやらかした、という気がしましたが、悩んでも時間の無駄なのでそのままにしました。
大問3
Chile under Pinochet
(32) 2 (33) 4 (34) 4
チリの政治の話でした。政治系の話は苦手ですね。毎回1個は必ず出ていると思いますが、ちょっと時間をかけてしまった感があります。自信もあまりないです。
The Positive Side of Phychopaths
(35) 2 (36) 1 (37) 4
サイコパスの話でした。以下の記事を読んだことのある人は簡単だったと思います。
この記事の内容が分かっていれば、問題を読まなくても2問は正解できたと思います。
僕も2問は正解していると思う、多分。
CRISPR Gene Editing
(38) 4 (39) 2 (40) 3 (41) 4
遺伝子をいじくる話ですね。時間切れで自信ありません。後半は問題文だけ読んで、正しそうなのを推測しました。
大問4
Can renewable energy sources replace fossil fuels?
(再生可能エネルギーは化石燃料に取って代わりうるか)
私の読みはかなりいい線を行っていました。
英検1級を受験する皆さま頑張りましょう。今回はライティングを頑張りたいです。使う予定の単語は、myriads, detrimental, undermine, alleviate, feasible, go greenです。今回のテーマは持続可能エネルギーに焦点を当て、核融合について論じます。あたりますように。
— 牛 (@wakaiojisan1) January 26, 2020
このテーマだと賛成に行きたくなりますが、原発を使えないので苦しい戦いになると判断しました。
そら、理想としては再生可能エネルギーに変えたいけど、実現可能性は低いよね。
取って代わりうる十分な理由が思いつかなかったのです。
ということで、反対派で以下のように書きました。
化石燃料の反対論者は、環境保護の観点から再生可能エネルギーを推奨するだろうが、私はその実現可能性に懐疑的である。再生可能エネルギーは、不安定で、エネルギーの供給量が少なく、コストが高いからだ。
ほぼこれに書いてあることをシンプルにそのまま書きました。
今までで一番量は書いたので、28/32位行ってくれるといいなと思います。
しかし、短時間でエッセーをまとめるのは簡単なことではないですね。チャレンジングです。
これでようやくリーディングが終了です。もうこの時点で意識が遠のき、失神しそうになっています。
英語の指示文はまるで水中にいるかのようにくぐもって聞こえます。
そこからのリスニングでどれだけ粘れるか。持久力が試されます。
以下はリスニングの私の回答です。
何か所か意識不明の重体になっていたので、不正解もあると思いますが、ご参考まで。
Part1
3 4 1 4 1 1 3 2 3 2
Part2
3 1 4 4 1 3 2 1 1 2
Part3
2 4 4 3 2
Part4
1 1
今回はPart4のインタビューがかなりガチのやつが来たので武者震いしてたのですが、既に戦闘力不足で全く歯が立ちませんでした。
ということで、合格はしていると思いますが、前回ほどよくはないかな、という印象です。
ライティングの点数がどのくらい行くのかだけ楽しみです。
今回はここまで。
うまくいった人もそうでない人もお疲れさまでした。ゆっくり休みましょう。
私は淡々と二次試験に向けて明日からいつも通り音読の儀を行います。それではまたお会いしましょう!
私の朝は英文の音読とともに始まります。この4つのパッセージを何も見ずに言えるようになるまで音読し、情景が頭に浮かぶようになればオーケーです。調子がよければ、もう1ページ、疲れたり、飽きたりしたら終了します。これが英検1級に合格するための私の基礎訓練であります。 pic.twitter.com/hWu4TkyqRe
— 牛 (@wakaiojisan1) January 4, 2020