セミリタイアした人にとって、図書館は最強のアミューズメント施設だと思います。図書館をいかに活用するか。これは今後の人生を大きく左右するスキルの一つではないでしょうか。
サラリーマンを辞めてから、私は暇があればよく図書館に行っています。
主なメリットは以下の通りです。
- 仲間たちのふれあい
- 興味のある分野にアクセス
- 英語の勉強にもなる
- 一極集中読みが可能
- 以外に新作も多い
図書館には、平日の朝にも私のような人たちがたくさんいて、安心した気持ちになります。年齢層は若干上ですが、仲間たちがいるのは心強いです。
そして、今日は宇宙ゾーンに行こう、ネコの雑誌を読もう、という具合に、今まで自分があまり触れてこなかった本を読むことができることもメリットです。
ちょっと興味はあるんだけど、買うほどでもないんだよな、、という分野はだれしもあると思います。図書館はその障害を完璧に取り払ってくれます。
このアドヴァンティッジが自分の見聞を広めるのに大いに役に立っています。手に取ったら思いのほかハマってしまって、自分の新たなフィールドを開拓する脚がかりになるかもしれません。図書館はそのきっかけを与えてくれます。
さらに、英語学習にも一役買っています。
洋書も扱っていますが、これはさすがに限りがあります。おすすめは洋雑誌です。
最寄りの図書館には、TIMEやEconomistがあるので、最新刊以外であれは、これらを借りられます。ほぼ毎週アップデートされるので情報がタイムリーですし、尽きることがありません。
だから、10冊の制限の中で2冊は英語の雑誌を入れて、意識高い系を演出しています。
英語の雑誌は高いし、定期購読して固定費を上げるのも気が引けます。
しかし、図書館でバックナンバーを借りれば、これらの雑誌を定期購読しているようなものです。
定期購読すると全く読まなくなってしまう私のような人間には、特に最適なシステムだと言えるでしょう。
さらに、気になった分野や作家の一極集中読みが可能なのも図書館ならではです。
もちろん、お金がたっぷりある人は全部買ってもよいと思いますが、一般人だとそれをするのは予算的に厳しいです。
しかし、図書館ならコストを気にせず、一気にその分野を深堀できます。同じ分野でも著者によって、スタンスが違ったり、その分かりやすさも千差万別です。
もちろん、読んでみて全然意味が分からないということもよくあります。
しかし、図書館ならそれによって失われたコストを嘆く必要はありません。
速攻返して、次はもうちょっと易しい本とか別の本を借りればいいからです。逆にこのステップを躊躇なく実践できるところがメリットと言えます。
ですから、何かにハマったら、簡単なもの(小学生向け)~難しいものまで、一通り読んでみるのがいいと思います。
そうすることで知識がより定着しやすくなりますし、どこでつまづいているかも一目瞭然です。
恥ずかしがらずに小学生とか中学生向けから始めると、スムーズにいくことも多いのでおすすめです。
最後に、新作が思いのほか多いと気づきました。
コツはまめに新着資料をチェックして、良さそうなやつは速攻で予約を入れておく。
更なる強者が先に予約をしていることもありますが、新着本ならそこまで多くありません。
一度流行ってしまうと、もう手が出せなくなります。
例えば、予約数69とかなっていて、それでも予約する人って、どんなテンションなんだろうと不思議に思います。
私はそういう本はすっぱり諦めることにしています。貴重な予約枠を当てのない本に充てたくないからです。
貸し出し10冊+予約10冊のリソースをいかに配分するかにもこだわります。
そんな図書館をいかに効率的に活用するか。これが私の課題です。
残念なことにコロナの影響で二週間も図書館が閉館になってしまいました。
なくなって気づく図書館の偉大さ。
残念ですが仕方ないので、この期間に新たな分野の新規開拓をしておくつもりです。
アイラブ図書館