S&P500が最高値を更新したけど悲しかった

米株市場の主要指数であるS&P500が最高値を更新しましたが、悲しいこともありました。

18日の米株市場で、機関投資家が重視するS&P500指数は前日比0.23%高の3389.78で終え、約6カ月ぶりに史上最高値を更新した。

S&P500、半年ぶり最高値 コロナ禍でも緩和マネー流入 (写真=ロイター) :日本経済新聞

なぜ悲しかったかというと、S&P500の3倍の値動きをするSPXLが最高値とは程遠い株価のままだからです。

以下のチャートを見てください。

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以下がS&P500に連動しているVOOのチャートです。

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いかがですか?

ちょっと悲しくなりませんか。

私はNISA口座でSPXLを保有しているので、悲しいです。

これがSPXLやTECLに投機するときのデメリットになります。特に急落で叩きのめされると短期的には滅法弱いです。

したがって、短期間で定期的にコロナショックのような急落に見舞われると、もっと悲しいことになるのではないかと思いました。

既にS&P500から遅れを取っているのに、急落がきたらそこでまた叩き落される、そしてもがきながら上昇してもまた叩き落される。

株価は奈落の底へ真っ逆さまです。

こんな蟻地獄相場は、レバレッジETFの天敵と言えるでしょう。

 

一方で、急落に見舞われず順調に右肩上がりを続けていけば、再び爆益をもたらす可能性もあります。

また、エントリータイミングを間違えなければ、短期間で資産を2~3倍にすることも可能です。

実際に、最近の最安値である16.51USDで購入した強者がいれば、既に資産は3倍以上になりました。

要するに、レバレッジETFで長期的に儲かるかどうかは運次第です。

身も蓋もない話で恐縮ですが、利確前にコロナ級の急落が来たら終わります。そして、回復にはかなりの時間を要します。

たとえるなら、セーブしないでドラクエを進めまくったけど途中でバグって、ほぼ最初からスタートになった。位の衝撃です。

また最初からやりますか?

やる気がかなり失せますね。

ということで、レバレッジETFでどのくらい儲けられるかは神頼みですが、結構楽しいので用法容量を守って服用するのがよいと思いました。